奈良市青垣台 【iPhone11Pro】 水没復旧は時間との勝負です
2024/02/17
iPhoneには耐水テープという特殊なテープが画面と端末本体の隙間に貼ってあります。
保護フィルムと勘違いされるお客様もいらっしゃいますが全くの別物になります。
耐水テープの機能としては、外部からの水分やホコリを
端末内部の基盤等の部品を守ってくれるものとなります。保護フィルムの場合は
画面のみの保護となりますので関係ありません。
耐水テープはその名の通り、耐水機能に役割を持っています。防水の機能はなく、
水分を完全に防ぐことが出来ません。
そのため、水分がかかってしまったり、浸ってしまうと耐水テープでは耐え切れなかった
水分が侵入してしまいます。特に危険なのがバッテリーになります。
バッテリーが水分の影響を受けてしまうとショートしてしまい、電源が落ちる、
または入らなくなってしまいます。最悪の場合はデータが一部破損したり、完全に
消えてしまう事もあります。
水没によるデータの復旧は困難になってしまいます。
また、耐水テープは長年使用しているとだんだんと劣化してきてしまいます。
耐水テープの貼り換えだけでもご対応させて頂いておりますのでお気軽にご来店下さい。
では、iphoneが水没したとして、その後の正しい対処法とはどのような
ものなのでしょうか。iphoneが水没してしまった時に必ず最初に行うべきことが
あります、それはiPhoneの電源を切る事です。
iPhoneが水没時に電源が消えてしまっている方はそのまま電源を入れないでおきましょう。
電源が入ったままの方は水分が端末内部の全体に広がってしまう前に
電源を切りましょう。水分がある状態で操作してしまうと、バッテリーから電気が
消費されるタイミングでショートしてしまい起動不良になってしまいます。
部品が故障してしまうと水没復旧をしても正常にどうしてくれなかったり
他の部品に影響が出てしまう場合もありますので、部品交換修理も必要な場合は
電源を切った後は安静にした状態で乾燥させることに専念しましょう。
風通しの良い場所で丸一日置いておくといいでしょう。
また、その際に衝撃や振動を与えないようにしましょう。無事だったはずの部品に
水分が移動してしまい症状が悪化してしまう恐れがあります。
湿気の多い所も避けるようにしましょう。
今回は端末に飲み物をこぼしてしまい、すぐに拭き取りはしたが、
一度、濡れてしまった状態になります。
最初は問題なく使用出来ていたが数時間後に
急に電源が入らなくなってしまうといった症状になります。
修理の内容としては水没復旧でまず、端末内部の水分を取り除いていきます。
ここで注意しておきたいのが水分ををもともと正常だった部品に触れさせない事です。
仮に、水分が無駄に広がってしまうと修理箇所が増えてしまい料金も
掛かってしまうからです。特に異常がなければそのまま閉めて完了になります。
ですが今回の端末はバッテリーが水分の影響により使い物にならなくなってしまっているので
部品交換もさせて頂きました。
液晶のタッチ操作も少し反応が効きにくい傾向がありましたので
画面の修理もさせて頂きました。部品交換修理も一通り完了し、動作確認に入ります。
タッチ操作も不自由なく効いてくれました。電源も安定した様子で問題なく
使用が出来る状態まで復旧する事が出来ました。
今のところ問題なくご使用いただいておりますが一度、水没してしまった端末は
いつまで使用できるかの保証が出来ませんので修理ができましたら、万が一に備えて
早めにバックアップを取る事を推奨しております。
水没復旧の修理はアイプラス奈良店にお任せください。
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