橿原市五条野町 【iPhoneSE3】 充電の反応がない
2024/02/21
iPhoneのバッテリーはリチウムイオンバッテリーで出来ております。
その仕組みとして、充電をしてバッテリー内部に電気を蓄えます。iPhoneを使用していると放電し
徐々に充電残量が減っていくといった仕組みになります。
その繰り返しによりiPhoneのバッテリーが駆動している状態になります。
では、そのバッテリーに電気を送る部品はどこにあるのでしょうか、iPhoneの充電をする手段としましては
充電尾挿し口に充電ケーブルを挿入して電気が基盤を渡り充電する方法。
iPhone8以降になりますが充電padの上に端末を置くだけでバッテリーに直接電気を送るワイヤレス充電。
ワイヤレス充電になりますと充電の溜まる速度がケーブルに比べて遅くなっております。
また、充電padから直接バッテリーの部品に電気を送っておりますのでiPhoneカバーなどが
端末との間にあると更に充電速度が劣ってしまう傾向があります。
さらにバッテリーに直接電気が送られていることでバッテリー自体の負担が大きくなってしまっております。
バッテリーの本来の持ちよりも急激に劣化してしまう為、ワイヤレス充電よりも充電ケーブルを
使用した充電方法をオススメしております。
しかし、充電ケーブルの反応が無くなってしまってすぐに修理に出せない場合には
一時的にワイヤレス充電で凌ぐのは問題ありません、長期での使用はなるべく避けるといいでしょう。
今回の修理は充電の挿し口反応が無い症状になりますので考えられる原因
といたしましては充電の挿し口の部品であるドックコネクターの接触故障、
異物などが中で詰まってしまい取り出せずに充電ケーブルが挿せない状態、
バッテリーの劣化により充電しても一向に溜まってくれない、
充電をしてバッテリーの他の部品など端末全体に電気を供給してくれるICチップの故障、
などがあげられます。今回は充電ケーブルを挿したら反応自体が確認できなかった為、
ドックコネクタの部品故障が考えられます。
作業といたしましては画面を開封し端末内部の下部にある基盤や他パーツ等を
上からネジを回して分解していきます。その後、ドックコネクタの部品は粘着により
内部の基盤と背面の間に挟まっております、そのためドックコネクタの部品を取る際には
基盤を浮かし、出来た隙間から引っ張て部品を取り外す事が出来ます。
この時注意しておきたいのが基盤を浮かし過ぎてしまったりしてキズや折れてしまうなどの
危険性があります。データ等が保管されている重要な部品になりますので細心の注意が必要になります。
日常的に使用しているiPhone、中には肌身離さず持ち歩く方も多いかと思われます。
そんなiPhoneだからこそ異変を感じたらすぐに修理店に診てもらいましょう。
iPhoneが故障してしまうと内部のデータが一部破損してしまったり、今まで使用出来ていた機能が
全く使えなくなってしまった、症状をそのままにしていたせいで悪化してしまい修理にかかる
期間や料金が増えてしまったなどストレスを感じずにはいられません。
そのためにもiPhoneの異変を感じましたら早急に修理店で診て頂くなどの対応が必要になります。
症状が軽ければ調整で直る場合もあり修理の時間もあっという間で安く済ませることが出来ます。
またバッテリーやコネクタの洗浄などを定期的に診断することで重症な故障などのリスクを
回避する事が出来ます。
バッテリーの劣化状態など無料で診断しておりますのでお気軽にご来店下さい。