iPhone12のドックコネクター交換修理 完全マニュアル!
2023/09/28
ドックコネクターとは、充電の差し口にあたる部品です。
この部品が劣化すると充電反応が途切れたり、全くなくなってしまうなどの
不具合が起きてきます。
早速、ドックコネクター修理手順を写真と文面でお伝えしていきます。
まずは、部品交換では欠かせない工程である画面開封から行います。
iPhone12以降のモデルは、画面と本体が強い粘着でくっついているため、
まずはヒートガンを使い、端末の下半分、画面と本体の間に熱を与えていきます。
ある程度熱が加わったら、画面と本体の間にへら等を入れ込み画面を開封していきます。
画面を開けると、下半分はこのようになっています。
ドックコネクターを取り外すには、上についている部品をとっていく必要があります。
まずは、SIMカードスロットを固定しているプレートを外し、スロットを取っていきます。
その後、右下についているラウドスピーカーを外していきます。
このスピーカーはiPhoneの通話以外の音声再生の役割を担ってくれています。
次にとれる部品はこのバイブレーションです.
バイブレーションはご承知の方も多いと思いますが、iPhoneの振動音です。
その振動音を鳴らしているのがこの黒い部品ということです。
最後に、バイブレーションの下にあるプレートを取っていきます。
これでドックコネクターをふさいでいたパーツの取り外しは完了です。
次はいよいよドックコネクター本体の取り外しにかかっていきます。
ドックコネクターは充電の差し口に当たる部品と記載させていただきましたが、
本体と部品をつなぐためのコネクターなども含めた部品のため、
実際には充電の差し口につながっている黒い線もドックコネクターの一部となります。
これは本体に粘着でくっついているため、その粘着を下から剝がしていくイメージで
取り外していきます。
途中、基板と呼ばれる端末の機能やデータに大きく関わる部品を浮かせて、
取り外す必要があるので、浮かす際は慎重に行う必要があります。
見てもらえばわかるように、部品自体かなり複雑なつくりとなっております。
ドックコネクターを取れば、本体の下はきれいに部品が取れた状態へと変わります。
あとは新しいドックコネクターを本体にくっつけていきます。
本体にあるねじ穴と部品がうまくはまるようにくっつける必要があるのと、
剥がすときと同様、基板を浮かす際の注意も必要です。
もし、ドックコネクターの劣化が起きてしまった際は、
ぜひアイプラス奈良店へ修理をご依頼ください。
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