奈良市小倉町 【iPhone12Pro】 水没してからタッチが効かない
2023/10/18
iPhoneは6s以降のモデルから「耐水テープ」というテープが搭載されています。
これは本体と画面の間の端に貼られており、
外部からの水やほこりを入りにくくする役割があります。
端末に飲み物をこぼしてしまったり、雨が少しあたる程度であれば、
このテープがiPhoneの水没を防いでくれます。
ですが完全な防水ではなく、あくまで耐水性を上げるためのものなので、
海や川などに端末を浸水させてしまうと、具合によっては水没状態になってしまいます。
ちなみに、iPhoneはモデルが新しくなるごとに耐水性が上がっています。
具体的には、
・iPhone7、8シリーズ、X、XR、SE第2・第3世代
深さ1mまで、最長耐水時間30分間
・iPhoneXS、XSMAX、11
深さ2mまで、最長耐水時間30分
・iPhone11Pro、ProMax
深さ4mまで、最長耐水時間30分
・iPhone12以降のモデル
深さ6mまで、最長耐水時間30分 と発表されています。
では、iPhoneを水没させてしまうと一体どのような症状が起きてくるのでしょうか。
水没による症状はいくつかあり、
・iPhoneがフリーズする、電源が入らなくなる
・画面表示不良(滲みやブラックアウト)が起こる
・タッチ不良(タッチが効かない、タッチしていないのに勝手に画面が動く
・音声がおかしくなる
・iPhone本体が異常な熱を持つ などがあります。
水没の影響は時間が経つにつれて徐々に広がっていくため、
水没直後にこれらの症状が起きないこともあります。
ちなみに、iPhoneが水没しているかどうかは自身でも確認ができます。
iPhoneには「液体挿入インジケーター」という白いテープが搭載されており、
このテープが赤くなっていれば水没状態ということになります。
このテープはSIMトレーを抜けば目視できるので、
水没しているか気になるときは1度確認してみてください。
本日お客様からお持ち込みいただいた端末は水没してしまってから、
画面のタッチが効かない状態でした。
水没の影響によって画面の液晶故障が起きている状態です。
まずは水没復旧作業が必要になってきます。
当店で行う水没復旧作業は内部の水分を除去した後、
各部品のコネクター(部品と基板をつなぐ線)を洗浄して完了となります。
実は水没による液晶故障は、水没復旧作業だけを行っても改善されない場合があります。
水没の影響が画面の部品にまで渡っている場合が多いためです。
今回の端末も水没復旧作業を終えた後、画面の仮付けをした段階で
初めてタッチが効くようになりました。
お使いのiPhoneの水没修理はぜひアイプラス奈良店にお任せください。
当店は奈良市、大和郡山市、生駒市、天理市、宇陀市、木津川市、などから
ご来店される方が多いです。
みなさまのご来店心よりお待ちしております。
ご予約はこちらからhttps://iphone-plus-nara.com/form_reserve