奈良市川久保町 【iPhoneSE2】 ケーブルを新しくしても充電の反応が出ない
2023/11/18
iPhoneを使用していると充電反応が途切れ途切れになったり、
全く出なくなってしまうなどの不具合が起きる場合があります。
これは「充電不良」と呼ばれるiPhoneの不具合です。
原因としては、お使いの充電器・充電ケーブル、
iPhone内部の充電の差し口、基板のどれかが故障していると考えられます。
まず充電不良になってしまった場合は焦らずお使いの充電器・充電ケーブルを
別の物や新しいものに変えてみてください。
特に充電ケーブルはAppleの純正のものでないと
買ってすぐでも壊れてしまうことがよくあります。
もし別のものに交換しても症状が改善されなかった場合は上記で説明した
充電の差し口か基板が故障してしていると考えられます。
充電の差し口はドックコネクターと呼ばれており、
このドックコネクターの金属接触部分が折れ曲がってしまったり、
湿気によって腐敗してしまうと充電ケーブルとの接触不良を起こし
充電不良を起こします。
基板とは簡単に言えば、「部品を配置している板」のことです。
この基板が故障すると、充電不良の他にも、リンゴループ(リンゴマークから一向に進めなくなる症状)や
起動不良(起動しない症状)が起こるので、本体を支える重要な部品です。
ちなみに、「バッテリーの劣化はどうなのか」と思う方もおられるかもしれませんが、
バッテリーの劣化が充電に及ぼす不具合としては、
「充電反応が出ているけど溜まりが遅い」「1%も溜まらない」というもので
基本的に充電反応の有無には関与しません。
まず、iPhone内に原因がある分かった場合は、ドックコネクターの仮付けから行います。
仮付けとは部品を完全に交換はせず、コネクター(部品と基板をつなぐ線)だけをつなぎ、
機能的には新品の状態に変えるという手段です。
この仮付けしたドックコネクターに充電ケーブルを差して
充電反応が安定すればドックコネクターが充電不良の原因だとわかり、
もし症状がそのままであれば基板が原因とわかります。
今回はドックコネクター仮付けの段階で反応が安定したので、
そのまま部品交換を行い改善修理は完了しました。
修理のお時間は1時間ほどで完了いたしました。
ドックコネクターは小さな部品ではあるのですが、
iPhoneの下の方に埋まっているのでスピーカーや、
バイブレーション(振動音を出している部品)などの部品を取り外して分解を行います。
また、ドックコネクターにほこりがたまっていて充電ケーブルとの接触不良を
起こしている場合もあり、
その場合は部品交換をしなくても内部の洗浄のみで症状は改善されます。
もし仮付け段階でドックコネクターではなく基板が故障していると判断できた場合は、
お客様の了承を得た上で基板修理をさせていただくことも可能です。
基板修理の場合は当店が提携している業者での修理となり、
1週間ほどのお日にちをいただいた後、端末をお返しさせていただきます。
当店ではさまざまなiPhone修理が可能となっています。
その中でも最も多い修理依頼はバッテリー交換です。
バッテリーに関しては自然劣化する消耗品であり2年前後で劣化していきます。
充電の減りが早くなったり、充電の溜まりが遅かったりなどの初期症状から始まり、
そのまま劣化を放置すると急に電源が落ちてしまったり、
起動不良になってしまうので早めの修理が必要になります。
設定上からバッテリーの最大容量を確認することができるのですが、
これはバッテリーの劣化具合を表す数値であり、
この数値が80%前後になっているとバッテリー交換を行った方がいいという合図です。
定期的にご自身で診断をしていただき、交換時期になればぜひアイプラス奈良店に
バッテリー交換をご依頼ください。
ご予約はこちらからhttps://iphone-plus-nara.com/form_reserve