奈良市油阪北町 【iPad6】 充電がすぐに減ってしまう
2024/03/23
当店はiPhone修理を主な業務として掲げていますが、
実はiPhoneだけでなく、iPad、Applewatch、Android、NintendoSwitchの修理も行っております。
特にiPadとAndroidに関しては、近頃多くの修理依頼をいただいております。
今回修理させていただいたiPadですが、
基本的には画面、バッテリー、ドックコネクター(充電ケーブルの差し口)などのメイン部品の交換を行っております。
それに加えて、たまにご依頼いただくのが水没復旧修理や、起動不良の改善修理などです。
起動不良とは完全に電源が入らない状態のことです。
「そんな状態から復旧ができるの?」と疑問に思うところではありますが、
実は9割の確率で修理によって復旧することができます。
修理によって起動不良状態から復旧することができれば、
端末だけではなく内部のデータも復旧した状態でお返しすることができます。
使っているiPadが起動不良になってしまった場合に、
本体を新しく購入して使っていくのも1つの手ではありますが、
本体交換だと元々のデータを移行することができないですし、何より価格がかなり高くなってしまいます。
そのため、起動不良の対処としては本体効果よりもはるかに安く、
またデータも合わせて復旧できる修理をおすすめいたします。
今回はiPad6のバッテリー交換をご依頼いただきました。
iPadのバッテリーはiPhoneやAndroidなどの携帯端末よりもかなりサイズが大きく設計されています。
もちろん、見た目だけでなく実際の機能上の容量も大きいため充電の持ちがかなり良いです。
そのため、新品時であれば1日中充電をせずに使い続けることができる場合もあります。
採用されているバッテリーは、携帯端末と同じリチウムイオンバッテリーというものです。
このバッテリーはリチウムイオンの化学反応によって充電と放電を行うしくみになっており、
小さい容量ながら大きなエネルギーを蓄えることができるので、
iPadや携帯端末のような小型の精密機器にはうってつけのバッテリーといえます。
ただ、このリチウムイオンバッテリーはかなりの消耗品であり、使用年数は基本的に2年前後とされています。
今回のiPadのようなバッテリー容量が大きい端末も、使用年数はそこまで変わりがなく2年ほどとされています。
バッテリーの使用年数を延ばすためには、充電と放電のバランスを程よく保つことが重要です。
「充電しすぎず、使いすぎず」を意識し、充電残量を20%から80%の間で保つことがポイントです。
また、充電しながらの使用もバッテリー劣化を早める原因になるのでなるべく控えましょう。
バッテリーが劣化してくると、まずは充電の減りが早くなっていきます。
そのため、こまめな充電を行ったり、モバイルバッテリーを持ち歩いたりなどの手間が生じてきます。
そのまま放置してしまうと、今度は充電ケーブルを抜いた瞬間に1%になってしまったり、
十分な残量がある状態で急に電源が落ちてしまうなど使用上に大きな弊害が出てきます。
また、さらに放置してしまうと最終的には先ほど説明した起動不良になってしまいます。
バッテリーの劣化による急な電源切れは、1部データの破損やシステムのバグを生む原因にもなるので避けるべき事態です。
そにため、充電の減りが早くなってきて使い勝手が悪く感じてきたタイミングで、
すぐにバッテリー交換を行うことが大切です。
1度交換していただければ、また2年前後ほどは快適に端末を使い続けることができます。
ぜひ、iPadのバッテリー交換はアイプラス奈良店にお任せください。
みなさまのご来店心よりお待ちしております。