天理市森本町 【NintendoSwitch】 冷却ファンの自然故障
2024/07/20
スマートフォンで経験されている方も多いかと思いますが、
多くの電子機器は長時間使用し続けたり、重い動作を行ってしまうと
本体内に熱が溜まってしまいます。
NintendoSwitchには本体に熱が溜まってしまった度に
排熱を行ってくれる「冷却ファン」という部品が搭載されています。
文字通り、扇風機のような回転物であり、
外部から空気を取り込みその冷たさを基板に伝達させて
内部を冷却するしくみになっています。
この冷却ファンはスマートフォンやタブレット端末には
搭載されていないのですが、
実は多くのパソコンには同じような冷却ファンが搭載されています。
よくパソコンを使っていると「ウィーン」という音がなりますが、
あの音は冷却ファンが回転している音です。
上記でご説明した冷却ファンですが、
実は自然劣化によって故障を起こすことが多い部品でもあります。
外部から空気を取りこむしくみになっているとご説明しましたが、
その際にほこりなどの異物も巻き込んで取り込んでしまうことがあり、
それが続いてしまうと動作性が悪化し機能低下を起こしてしまいます。
Switchにはある程度の熱を感知するとそれ以上の発熱を防ぐために
自動的に画面を閉じる高温スリープ機能が搭載されており、
冷却ファンが故障を起こすとこの高温スリープが頻繁に働いてしまい、
ゲームを十分に楽しむことができなくなってしまうのです。
この事態を改善するためには冷却ファンを新しく交換する必要があります。
当店での冷却ファン交換は30分ほどで完了し、
Switch内のデータもそのままの状態でお返しが可能です。
当店ではNintendoSwitchの修理をいただいた際に、
同時に本体内部の洗浄もおすすめしております。
やはり、冷却ファンが備わっている以上、長年使用しているSwitchには
ほとんどの場合ほこりが多く溜まっています。
ほこりが本体内にあることはあまりいいことではなく、
冷却ファンだけでなく、その他の内部部品の故障や
本体の心臓とも呼ばれる基板の故障などを引き起こす原因にもなりえます。
なので、当店にSwitchの修理をご依頼される際は、
ぜひ合わせて内部の洗浄もご依頼いただければと思います。