奈良市法蓮町 よりiPhoneXs水没復旧
2024/10/13
今回、奈良市法蓮町よりiPhoneXsの水没復旧のご依頼をいただきました。
お客様によると水の中にをiPhoneXsに落としてしまったらしくその時は問題なかったが
日を置くと画面の映りが不安定になり最近になると真っ暗のまま映らなくなったとのことでした。
こちら当店の方で中を確かめさせて頂いたところ、
中には水分が多量に入り込んでいることが分かります。
こうなってしまいますとまず最初に故障する部分が画面、液晶の場合が多くその次に
バッテリーが故障するパターンが多いです。
理由として内部に水分が侵入する事により最初に触れる場所が画面が多くそのままショートを
起こしてしまいます。そのまま水分が残ったままになりますとバッテリーにも影響が出て
起動不良になる場合が多いです。それ以外にも故障する場所は多くその中でも基板という
部分が故障してしまうと中のデータなどが紛失する可能性があるため、水がかかったや
水の中に落としてしまったなどのことがありましたらお早めにご連絡していただくことを
おすすめしております。
皆様はiPhoneの防水性能がどの程度かご存知でしょうか?
CMなどでiPhoneは防水等などの謳い文句をよく聞くため、水に触れても故障しないと
考えている方が非常に多いと感じます。実際水没復旧のご依頼をいただいた際に
iPhoneは防水なのに水没したとの声をいただくこともあります。なのでiPhoneの防水性能が
どんなものかを少し紹介していきたいと思います。
iPhoneの防水性能の表示は水深〇m、最長30分までという記入がされています。
・水深6m、最長30分までの防水機能
iPhone14シリーズ・iPhone13シリーズ・iPhone12シリーズ
・水深4m、最長30分までの防水機能
iPhone11Pro・iPhone11Pro Max
・水深2m、最長30分までの防水機能
iPhone11、iPhoneXs、iPhoneXs Max
・水深1m、最長30分までの防水機能
iPhoneSE「第三世代」・iPhoneSE「第二世代」・iPhoneXR・iPhoneX・iPhone8シリーズ・iPhone7シリーズ
この様な防水性能になっています。この表示をみると例えばお風呂などで使用しても問題ない
ように思われる方もいらっしゃると思いますがお風呂での使用は水没する可能性が高いです。
理由としてはまずiPhoneの防水性能の試験は常温で真水でのテストになっておりお風呂のように
湿気が多かったり、石鹼やシャンプーなどが混じっている可能性がある環境とはかなり違うため
水蒸気などにより水没が発生する可能性があります。
また海水などの塩分が含まれる場所で水没してしまうと中が錆びたりと一般的な水没よりも
重度の症状になる可能性があるため海などでの使用は控えるしましょう。
今回紹介した防水性能はあくまで新品の端末のことで長く使用した端末に関しては
防水性能は劣化していきます。
理由といたしましてはiPhoneの内部には耐水テープというものがありそれが防水機能
として働いていますが、これが劣化によって粘着力などが弱まり水分が入り込んできやすく
なります。また使用していると落としたりすることによりフレームがゆがんだりした場合も
同様に水分が入りやすくなるため要注意です。