【スマホの画面】液晶と有機ELの違いについて
2025/05/10
スマホ画面の液晶と有機ELについてご説明させていただきます。
奈良市、生駒市、天理市周辺でiPhoneの修理店をお探しの方はぜひアイプラス奈良店にお問い合わせください。
iPhoneはモデルによって画面のつくりが異なります。
iPhone8以前のモデル、iPhoneXR、iPhone11、iPhoneSE2、SE3には液晶(LCD)が採用されており、
上記の機種を除くiPhoneX以降のモデルには有機EL(OLED)が採用されています。
一番大きな違いは画面表示を映す手法です。
液晶は画面の裏側に設置されたバックライトの光を利用して色を表示しているのですが、
有機ELは各画素が自ら発光し色を表示させるつくりになっています。
液晶は黒という色を表現するためにもバックライトの点灯が必要になるため、
真っ黒な色を表現しようとしてもどうしても少しグレーがかった色になってしまうのですが、
有機ELで黒色を表現する場合は有機ELの画素自体が発光をやめるだけで済むので、
液晶のようにグレーがからないといったそれぞれの特徴があります。
iPhoneだけでなく、Android端末でも液晶と有機ELを搭載したモデルが存在しますが、
近頃では高価格帯で有機ELを採用したモデルは増えてきております。
2つの画面は一概にどちらかの方が優れているのは言い切れず、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
それぞれの画面のメリット・デメリットを紹介していきます。
【液晶】
(メリット)
・安価で製作コストを抑えることができる
・画面の日焼けなどが起こりにくい
・明るい場所でも見やすい
・頑丈で耐久力が高い
(デメリット)
・有機ELに比べると発色が画質が劣る
・バックライトの発光によって消費電力がかかる
・画面に厚みが出るためスタイリッシュなデザインに仕上げにくい
【有機EL】
(メリット)
・黒が深く表現でき、発色を鮮やかに表現できる
・タッチ感度がなめらか
・消費電力を削減できる
・画面を薄く設計できスタイリッシュなデザインに仕上げることができる
(デメリット)
・液晶に比べて耐久力が弱い
・画面の日焼けなどが起こりやすい
・製作にコストがかかってしまう
液晶と有機ELともに明確な特徴がありますが、どちらも衝撃や水没によって故障することがあります。
画面の故障でいうと、
・ガラス割れ
・タッチが効かない
・勝手にタッチ操作が行われる
・画面表示に線が入る、黒く滲む
・画面が一切映らない
などの症状があります。
どのような症状でも当店での画面交換によって改善することができ、
また内部のデータもそのままの状態でお返しが可能となっております。
修理自体も30分から1時間ほどの即日対応ができるので、
もしお使いの端末の画面が故障してしまった場合はお気軽にアイプラス奈良店にご相談ください。