スマホは水没だけじゃない?湿気・汗・結露が原因で起こる故障と対処法【奈良】
2025/12/20
スマホの故障というと「水に落とした」「水没させた」というイメージを持たれる方が多いですが、実はそれ以外にも湿気・汗・結露といった“気づきにくい水分”が原因で故障してしまうケースは少なくありません。
この記事は、水没以外で起こる水分トラブルの原因や注意点、故障を防ぐためのポイントについて詳しく解説いたします。
スマホの水分トラブルというと、トイレに落とした、お風呂で使っていて水に濡れた、といった「分かりやすい水没」を想像されがちです。
しかし実際には、「水に落とした覚えがないのに電源が入らなくなった」「急に画面がおかしくなった」という相談も多く、その原因を調べてみると湿気や結露が関係しているケースがよくあります。
スマホは精密機器のため、内部にわずかな水分が入り込むだけでも、基板やコネクタにダメージを与えてしまいます。
そのため「水没させていない=水分トラブルではない」とは言い切れないため注意が必要です。
湿気や汗、結露が原因で起こるトラブルには、以下のようなものがあります。
・充電ができない/反応が悪い
充電口に湿気や汗が入り込むことで、接触不良や腐食が起こる場合があります。
・画面が勝手に動く/タッチ不良
内部に水分が残っていると、誤作動やゴーストタッチが発生することがあります。
・電源が入らない/突然再起動する
基板に水分が付着することで、回路が正常に動作しなくなるケースです。
・スピーカーやマイクの音がこもる
湿気が内部に残ることで、音の出力や入力に影響が出ることもあります。
特に多いのが、夏場の汗、冬場の結露、梅雨時期の湿気によるトラブルです。ポケットやカバンの中でも、温度差によって内部で結露が発生することがあります。
スマホの防水・耐水性能は、メーカーが想定した条件下でのものであり、経年劣化や衝撃によって低下することがあります。各端末の防水性能や注意点については、Apple公式サポートでも案内されています。
スマホの水分トラブルを防ぐためには、日頃の使い方が非常に重要です。
・お風呂やサウナで使用しない
・汗をかいた状態で長時間操作しない、汗をかく時に使用しない
・急激な温度変化のある場所に持ち込まない
また、「濡れたかも?」と思った時点で、無理に電源を入れたり充電をしないことが重要です。電気が流れることで、内部ダメージが一気に進行してしまう場合があります。
アイプラス奈良店では、水没や湿気が原因と思われるスマホの点検・相談も多くいただいています。「これって水没?」と迷うような状態でも、まずは状態確認だけでもおすすめです。

湿気や結露が原因かもしれないスマホトラブルは、見た目では判断が難しいケースも多くあります。来店前に場所を確認したい方は、アイプラス奈良店のアクセスページをご確認ください。