充電が80%からなかなか溜まらないのは故障?
2025/09/11
「充電が80%からなかなか溜まらない」という状態についてご説明させていただきます。
奈良県奈良市、生駒市、天理市、大和郡山市、木津川市周辺でスマホ・タブレットの修理店をお探しの方は、
ぜひお気軽にアイプラス奈良店にお問い合わせください。
よくスマートフォンを使っていて充電を開始すると最初は順調に溜まっていくものの、
80%から急に充電が溜まるのが遅くなることがあります。
本体の故障のようにも思えますが、実はこれは多くの場合は故障ではなくスマートフォンの仕様であることが多いです。
スマートフォンの充電上限は当然100%ではありますが、
実は80%以上の充電は端末内のバッテリーの負担になってしまい劣化を早めてしまうのです。
そのため、多くの場合スマートフォンの初期設定で80%以上の充電を制限する・充電速度を遅くするといった設定が組み込まれています。
この設定はあとから変えることもできるので、
通常の充電速度で100%まで溜めたいという方は設定をオフにしていただくのがいいかと思います。
スマートフォンの機種によっても変わりますが基本的には設定のバッテリー項目に進み、
「バッテリー充電の最適化」「充電を80%に制限する」といった名目をオフにすることができます。
ただ、まれに部品の故障によって充電に制限がかかってしまうこともあります。
設定上は問題がないはずなのに一定の充電残量から充電が増えないといった場合はバッテリーなどの部品故障が考えられるので、
修理店に相談・点検を依頼することが好ましいです。
スマートフォンのバッテリーは充電と放電(充電によって溜めた電気を消費する働き)の繰り返しによって劣化してしまいます。
そのため、どれだけ丁重に扱っていたとしても使用年数を重ねるにつれて機能が衰えてしまいます。
使用頻度などよっても変わりますがスマートフォンのバッテリーの使用年数は2年~3年ほどとされており、
それほどの年数しようしていると、
・充電がすぐになくなる
・動作が重くなる
・端末が熱を持つようになる
といった症状が起きてしまい使い勝手が悪くなってしまいます。
そのまま放置をしてしまうとバッテリーの劣化はどんどん悪化していき、
最終的には電源すら入らなくなってしまうこともあるので早めの交換が大切とされています。
当店ではスマートフォンのバッテリー交換が即日でできるので、
お使いの端末でバッテリーの劣化を感じた場合はぜひお気軽にアイプラス奈良店にお問い合わせください。
近頃ではお使いの端末のバッテリーが膨張してきたといったご相談をよくいただきます。
スマートフォンに搭載されているリチウムイオンバッテリーは劣化によって酸化を起こしてしまうことがあり、
その酸化によってガスが溜まっていくとバッテリー自体が物理的に膨張してしまうのです。
バッテリーが膨張してしまうと画面や背面を内部から押し出してしまうので、
知らずのうちに端末の画面や背面が本体から浮いてきた場合はバッテリーが膨張しているというサインです。
膨張状態での使用はバッテリー自体の発火や爆発にもつながってしまうので、
これも放置はせずにすぐに交換を依頼するようにしましょう。