【消費者庁からも注意喚起】リチウムイオン電池の発火について
2025/10/12
近頃、ニュースでもよく取り上げられているリチウムイオン電池の発火についてご説明させていただきます。
奈良県奈良市、生駒市、天理市、大和郡山市、木津川市周辺でスマホの修理店をお探しの方は、
ぜひお気軽にアイプラス奈良店にお問い合わせください。
近頃、ニュースなどでよくリチウムイオン電池が搭載されているスマートフォンやモバイルバッテリーが
発火してしまったという情報が出回っています。
このような発火事故は近頃では珍しいことでもなくなってきており、
自身にも関係してくる重要なことなのでしっかりと知識をつけておくことが大切です。
リチウムイオン電池に関してはスマートフォンやモバイルバッテリーだけでなく、
ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチ、ハンディファン(携帯型扇風機)などにも搭載されており、
消費者庁からも普段身につけている製品からの発火に関しての注意喚起が発表されています。
上記で挙げたワイヤレスイヤホン、スマートウォッチ、ハンディファンの発火事例でいうと、
2020年から2024年の5年間の間で162件確認されており、
内136件がリチウムイオン電池が原因として考えられています。
先ほどもご説明したようにリチウムイオン電池が採用されている製品での発火事例は増えており、
普段の生活でも発火事故を起こさないよう対策を行っておく必要があります。
対策をいくつかご説明させていただきます。
①強い衝撃や圧力を加えない
②高温の場所や直射日光が当たる場所に長時間放置しない
③安全な場所で充電を行う
④異常な発熱などイレギュラーな事態が起きた場合は使用を控える
⑤製品仕様やリコールなどの情報を確認する
また、諸事情により製品を廃棄する場合もあるかと思いますが、
他のゴミと混ぜて廃棄してしまうことでごみ処理施設などで何らかの衝撃が加わってしまい
発火につながってしまうおそれもあります。
そのため、廃棄の際はしっかりと廃棄方法を確認し安全に廃棄するようにしましょう。
今回、ご説明させていただいたリチウムイオン電池製品の発火と関連して、
危険とされているのがスマートフォンに内蔵されているバッテリーの膨張です。
スマートフォンのバッテリーも基本的にはリチウムイオン電池が使用されているのですが、
経年劣化によって内部で酸化が起こりガスがたまってしまうことで、
バッテリーが物理的に膨張してしまうことがあります。
バッテリーが膨張してしまうと内部から画面や背面を押し出してしまうので、
気づかないうちに画面や背面が本体から浮き出てしまっている場合はバッテリーが膨張しているサインです。
バッテリーの膨張は基本的に経年劣化が原因で起こりますが、
高温下で端末を使用しすぎたり、また長い間端末を使用せずに置いていると起きやすくなります。
膨張状態も放置してしまうと今回ご説明したバッテリーの発火につながってしまうおそれがあるので、
お使いの端末の画面や背面が浮いてきた場合はすぐにバッテリーの膨張を疑い、
すぐに修理店に交換修理を依頼するようにしましょう。