AIを使用し盗難iPhoneのパスコードを聞き出す手口が海外で確認|手口やできる対策とは?
2026/09/02

AIが偽のAppleサポートを装い、盗難されたiPhoneの持ち主からパスコードを聞き出す手口が海外で報告されました。
盗難対策のロックを外して盗んだ端末を転売に繋げる事が狙いと言われています。
今回の特徴として、個人のおもいつきなどではなく盗んだApple製品のロック解除を請け負いサービス化されている事です。
現在日本向けや日本語の音声は含まれていませんでしたが、いつ起きてしまうか分かりません。
手口が広がる前に仕組みを知っておき常日頃から対策を推奨しております。
盗まれてしまったiPhoneの持ち主はメールやSMS、電話を組み合わせた多段階の誘導によって少しずつ情報が引き出されます。
①持ち主情報を使用して接触
あらかじめ持ち主の電話番号や氏名、端末情報を自分たちのシステムに登録しAppleを装い接触してきます。
iPhone紛失モードでは連絡先を画面に表示される為そこから取得している可能性があります。
ですが現在取得経路までは特定できていません。
②AI音声は3言語に対応
連絡手段としてメールやSMS、メッセージアプリにとどまらずAIによる音声通話まで用意されている点が特徴です。
調査の結果、英語、スペイン語、ブラジルポルトガル語の3言語に対応したとの事です。
③パスコードと認証コードを収集
AIによる通話がまず狙うのは確認を装い4桁または6桁のパスコードを持ち主本人の口から言わせることです。
その後はSMSで偽サイトに誘導しAppleAccountのパスワードや2ファクタ認証コードを入力させて盗み取ります。
iPhone端末を売る場合、アカウントの削除やサインアウト等を行う必要があります。
その際に必要になるものとしてAppleAccountです。
AppleAccountが無いとなるとサインアウトや初期化が出来たとしてもアクティベーションロックがかかってしまい、値段がつかなくなってしまったり、そもそも買取不可になります。
犯人は盗難したiPhoneのAppleAccountが分からない=獲ったとしても売ることや使用が出来ない為AppleAccountを入力し解除し転売したいのです。

被害を防ぐ上で大事な事としてAppleがパスワードやパスコードなど求めることは無いという事です。
| 確認点 | Apple公式の方針 | 詐欺の典型例 |
|---|---|---|
| 「端末が見つかった」という連絡 | Appleからは連絡しない | 「見つかった」と連絡する |
| パスワード・パスコード・2FAコード | 求めない | 確認を装って要求する |
| 受信したリンクからのサインイン | 求めない | 偽サイトを開かせる |
| セキュリティ機能 | 無効化を求めない | 「探す」などをオフにさせる |
| 電話やメール | 正規の連絡にも使われる場合がある | 手段だけでは判別できない |
表の通り、電話やメールのみでは正直本物か偽物が確実な判断ができません。
その為、相手から求められた情報の内容で判断することが安全と言えます。
上記の情報に加え改めて設定を見直しておきましょう!
・盗難デバイスをオンにしておく
・英数字の推測されにくいパスコードを設定しのぞき見を防ぐ
・身に覚えのないAppleからの連絡や、開かず検索をかける
・iPhoneを紛失したとしても探すやAppleAccountから端末をすぐに消さない
・2ファクタ認証をしておく
等を行い個人情報をしっかりと守るようにしましょう!
また、今回のようにAIを使用した例も確認されているとの事です。
仕組みを知りiPhoneを守る備えを日頃から行っておきましょう!