天理市合場町 【iPhoneSE】バッテリー交換
2023/12/16
今回はiPhoneの初代SEのバッテリー交換でご依頼い頂きました。
SEにシリーズでは初代に加えて2、3のシリーズが出回っております。
特に2、3は初代に比べて形も異なり、iPhone8のモデルとほとんど同じ
見た目をしております。その違いとしては背面のカラーになります。
背面のカラーが同じホワイトでも実際に隣で比較してみるとわずかに
カラーの違いが見受けられます。
しかし、iPhoneに長年携わっている
修理店などの専門スタッフでもぱっと見で見わけをつくのが難しいです。
そのため、修理で持ち込みいただくときにお客様が2、3のどちらのシリーズを購入されているのか
把握して頂いていない場合は判断しにくくなってしまいます。
また、同じ修理箇所でも、それぞれのシリーズで修理料金が相違しておりますので
徹底して確認させて頂く必要があります。
今回は初代のiPhoneSEになりますのですぐに見分けがつきます。
他の2,3と比較するとサイズが一回り小さく、背面にSEの表記がなされております。
バッテリーの交換作業になりますのと画面を開封しての作業になります。
iPhoneSEの場合、中の構造も他シリーズと比べてホームボタンのつくりが異なります。
ほとんどのモデルは画面にホームボタンのコネクタが付いています。
しかし、SEの場合はホームボタンのコネクタが本体に繋がっております。
そのため、画面を開封する際に誤って開きすぎてしまったり、勢いがかってしまうと
コネクタが断線してしまいホームボタンの機能が失われてしまいます。
ホームボタンは故障してしまうと生体認証の修理は難しいため、
リスクが高いのです。慎重な作業が求められます。
修理の症状はiPhoneを使用していると急に画面が止まってしまい
操作が出来なくなってしまうとの事でした。
その原因といたしましてバッテリーが経年劣化により機能が低下してしまっており、
タッチ操作の反応や動画、ゲームの読み込み時間などに時間がかかってしまいます。
他にも、回線はしっかり繋がっているにも関わらずネットの読み込み速度が
遅くなってしまう原因の一つでもあります。
バッテリーが自然故障により機能が低下してしまうと充電をしても電気の使用効率
が下がってしまっている為、本来の消費電力量に比べて多くの電力が必要になってしまいます。
そのため、充電をしてもすぐに充電が減ってしまい、また充電をしなければならなく、
バッテリーに負荷がかかってしまう時間が長くなってきてしまうのです。
充電と放電の繰り返しで消耗してしまったバッテリーはより多くの電力が必要になる為、
バッテリーの基盤が徐々に耐え切れなくなってしまい、システムの処理速度も
遅くなってしまいます。この症状は端末が熱くなった時に起こりやっすくなっており
体感で分かりやすい症状になりますので、このような場合はアイプラス奈良店にお任せ下さい。
今回は充電の頻度が高くバッテリーが消耗してしまったとのことです。
自宅では充電ケーブルをほとんど繋ぎっぱなしの状況で使用しており、
出先ではモバイルバッテリーを使っていたそうです。
負担が少ない充電の仕方としては充電残量が20~30%前後になった時点で
充電を始めましょう。
また、充電が100%まで出来ましたら充電ケーブルを外しましょう。
充電が100%で完了しているにも関わらず電気を送り続けてしまうと
過充電の状態になってしまいバッテリーの落下に繋がります。
モバイルバッテリーを使用する際も充電が完了したら自動的に充電をOFF
にしてくれるものや、高速充電による出力の機能が高いものは
バッテリーの負荷が強まってしまうため、避けるようにしましょう。