奈良市国見町 【iPad9】 画面が勝手に動いてしまう
2024/01/18
iPadシリーズではiPhoneよりも画面のサイズが大きくなり割れのリスクが高くなっております。
iPadに使用されているガラスパネルは強化ガラスの素材が使用されており、
外部からの衝撃に強いものとなっております。
ガラスパネルが破損してしまうとタッチの操作に支障が出てきてしまいます。
iPadのガラスパネルの中には多くの電極の列があり、
その表面上にわずかな静電気が覆っております。
そのため、指などの静電気に反応するものでタッチパネルに触れると、
パネルに覆っている静電気が指に吸い寄せる事で反応し、
センサーが吸い寄せられた静電気の箇所を読み取る事でタッチした所のみを特定し、
操作が出来ている仕組みとなり、いわゆるタッチセンサーになります。
また、ガラスパネルの多くの故障原因は外部からの衝撃による損傷になります。
割れや陥没、傷が入ってしまうと静電気の列が乱れてしまい、タッチの誤操作や、
タッチ反応が全くなくなってしまう事があります。
加えて、画面の誤操作の原因がガラスパネルのタッチセンサーが
故障してしまっているからになりますが、ガラスパネルの修理を
そのまま使用出来るからといい放置していると静電気の
列による乱れが生じてしまうことでタッチ暴走が起きてしまいます。
今回はipad9のガラスパネル交換になります。
画面が落とした衝撃により全体にわたってヒビが入っている状態になります。
液晶の方は無事な状態でしたのでガラスパネルのみを交換しての作業になります。
また、お預かりした時点では既にタッチ暴走を引き起こしており、
画面に触れていないにも関わらず勝手に画面が操作されている状態でした。
そのため、作業の際はタッチの誤作動が続いて症状が深刻になってしまう前に
電源を完全に切ってからの修理となります。
iPadはiPhoneとは違い、粘着で画面と本体が合わさっております。
修理の際にはこの粘着は温め、画面を剥がしていく工程となります。
そのため、熱を加えての作業となりますがこの時点で注意しておきたいのが
液晶の見えない傷になります。
衝撃が加わった際に画面のガラスパネルだけでなく液晶にも
傷を負ってしまっている可能性があります。
結果、液晶に入った傷が熱によう影響を受けることで液晶故障を起こしてしまいます。
液晶の傷は作業前に視認では確認できないことが多いため
実際に熱を加える工程でやっと判明するものになります。
また、液晶故障が起きてしまった場合はその時点で費用は発生しますが
ガラスパネルと合わせて修理も可能となりますのでご安心ください。
https://iphone-plus-nara.com/form_reserve/
画面のフィルムを貼るほかに当店ではガラスコーティングという
画面にガラス素材の特殊な溶液を塗り込むことで画面の強度をあげて保護
してくれる施工方法があります。直接塗り込んでの施工とおなりますので
フィルムでは守り切れないホームボタンまでガラス強度で保護が出来てしまいます。
また、最近ではホームボタンのみが割れなどで故障してしまったという
依頼も増えてきており、フィルムを貼っていたので落とした際に、
フィルムはバキバキになってしまい画面は無事だったが
フィルムでは守り切れなかったホームボタンは破損してしまい
部品の交換修理が必要にになってしまった事案となっております。
ガラスコーティングであればフィルムでは守り切れないホームボタンや
角や端の箇所まで最高強度で保護が出来ますのでお勧めです。
新しめのモデルでは背面のパネルやカメラレンズの破損による修理も依頼があり、
もちろん、ガラスコーティングでしたら背面もすべて施工が可能となっております。