【画面損傷】奈良県生駒市白庭台 ipad9ロントガラス交換
2023/07/10
iPhoneと比較して厚みは薄いままですが、画面が大きくなり割れのリスクが高くなっております。
iPadに使用されているガラスパネルは強化ガラスの素材が使用されており、外部からの衝撃に
強いものとなっております。ガラスパネルが破損してしまうとタッチの操作に支障が出てきてしまいます。
iPadのガラスパネルの中には多くの電極の列があり、その表面上にわずかな静電気が覆っている為、
指などの静電気に反応するものでタッチパネルに触れると、パネルに覆っている静電気が指に吸い寄せる事で
反応し、センサーが吸い寄せられた静電気の箇所を読み取る事でタッチした所のみを特定し、操作が出来ている仕組みになります。
ガラスパネルの多くの故障原因は外部からの衝撃による損傷になります。
割れや陥没、傷が入ってしまうと静電気の列が乱れてしまい、タッチの誤操作や、
タッチ反応が全くなくなってしまう事があります。
画面の誤操作の原因がガラスパネルのタッチセンサーが故障してしまっているからになりますが、
ガラスパネルの修理をそのまま使用出来るからといい放置していると静電気の列による乱れが悪化してしまい
iPadがひとりでに動いてしまう事もあります。全く画面に触れていないにもかかわらず
画面が誤操作を続けていると内部のアプリなどが勝手に操作されてしまう事があります。
動画が勝手に流れてしまい、通信量が圧迫されてしまったり
ゲームアプリの場合、勝手に操作されてしまう為、最悪の場合は知らない間に課金されていたりしまう事もあります。
今回はipad9のガラスパネル交換になります。
画面が落とした衝撃により全体にわたってヒビが入っている状態になります。
液晶の方は無事な状態でしたのでガラスパネルのみを交換しての作業になります。
画面の破損が激しい状態でしたのでガラスパネルを外す際にヒビにより鋭くなってしまった
ガラスで液晶を傷付けないように慎重に取り外しの作業となります。
iPadのガラスパネルはフレーに沿って粘着でくっついている状態になります。
そのため、そのまま剥がそうとすると硬くて時間が掛かってしまい破損のリスクが
高くなってしまっているのでヒーターでフレームの周りを集中的にあっためていきます。
粘着はあっためられることにより、硬化が弱まっていくので薄いヘラで差し込みながら
分解していきます。この時注意しておきたいのが差し込み過ぎない事です。
iPadのフレーム枠はほんの数センチしかありません。ヘラが奥に入り過ぎてしまうと
液晶を傷付けてしまう危険性があります。ガラスの割れが酷い場合は少しづつ、
ガラスの破片を剥がしていくしかありません。また、一面にはガラスのパネルの下に
ホームボタンの線がありますのでヘラで傷を付けてしまうとホームボタンが故障してしまいます。
ホームボタンはガラスパネルの交換をしても元々ついている所から移植して使用します。
断線により故障してしまうと生体認証の指紋ロック解除や、
タスク、ホームに戻る機能が使えなくなってしまう事があります。
画面のフィルムを貼るほかに当店ではガラスコーティングという
画面にガラス素材の特殊な溶液を塗り込むことで画面の強度をあげて保護
してくれる施工方法があります。直接塗り込んでの施工とおなりますので
フィルムでは守り切れないホームボタンまでガラス強度で保護が出来てしまいます。
最近ではホームボタンのみが割れなどで故障してしまったという依頼も増えてきており、
フィルムを貼っていたので落とした際に、フィルムはバキバキになってしまい
画面は無事だったがホームボタンも一緒にバキバキになってしまったの事です。