【充電反応がない】奈良県生駒市山崎町 iPhoneSE2 ドックコネクタ―交換
2023/08/14
iPhoneを長く使っていると、充電コードをさしても反応がないといった経験をされた方は少なくないかと思います。
原因としましては、みなさまがお使いになられている充電器や充電コードが不具合を起こしているような外的要因があげられます。
これらを買い替えることで、症状が改善される場合も多いと思いますが、それでも改善しないとなるとiPhone本体が不具合を起こしていることになります。
具体的にどのような部品が不具合を起こしているかというと、
バッテリー、充電の挿し口にあたるドックコネクタ―という部品、バッテリーの基板の可能性が高いです。
もちろん、今あげた箇所の内複数の箇所が不具合を起こして症状を起こしている可能性もあります。
その場合は不備な部品全てを交換しないと今まで通りの使用はできません。
バッテリーとドックコネクタ―の交換は当店に部品の在庫があればご対応はすぐにできます。
バッテリーの基板が故障しているとなると、そちらの修理は自店で行えるものではなく、お客様からお預かりした端末を当店が提携している基板修理業者さんの方に一度お出しし、修理を進めてもらう流れになります。
基板修理はお預かりの修理となるので、お日にちも1週間から10課前後かかり、料金も他の部品交換と比べると高くはなってしまうのですが、
本体交換となると料金はさらにかかってしまいますし、もし基板が原因で起動不良などを起こしている端末であればデータの復旧も合わせて作業を進めることができます。
今回のお客様の端末は、充電の挿し口に充電コードを挿してもぐらつきがあり充電反応もないとのことでした。
この時点でドックコネクターの修理は必要と確定しました。
iPhoneでは設定から最大容量という数値を見ることができます。
これは充電が満タンに溜まった表示がされている状態の時に実際に端末内に溜まっている充電量のことであり、
バッテリーの劣化具合を確認することができる数値です。
この数値が85%前後まで劣化すると、
・充電が溜まりにくくなったり、充電反応がなくなってしまう
・充電の減りが早くなる
・急に電源が落ち、最悪の場合端末が起動不良になる
などの症状があります。
今回のお客様の端末は最大容量の数値が70%と危険な状態でした。
このまま放置すればドックコネクターを交換したとしても
以前のように快適に使うことは難しくなるため、修理をおすすめさせていただき、お客様からも交換依頼をいただきました。
ドックコネクタ―とバッテリーをした後、端末の症状は無事改善されました。
お客様の安心した様子が見られ、我々アイプラス奈良店のスタッフも喜びを感じられました。
iPhoneのバッテリーの寿命は年数でいうと1~2年、充電回数でいうと400回~500回ほどとされています。
いつかは寿命が来てしまうとは言え、バッテリーを長持ちさせたいと思っている方は多いかと思います。
バッテリーを長持ちさせる対策としていくつか挙げると、
・充電コードをさしたままでの端末の使用は出来るだけ避ける
・充電の残量を20%から80%の間におさめる
・充電をする際にケースを外す
・充電が100%溜まっている状態で充電し続けない
・外気温が暑い日の外出先での端末使用をいうもより避ける
などがあります。
これらの対策を実践していけば少しはバッテリーの寿命を延ばすことは可能かと思います。
ただやはり、いつかは劣化していくので最大容量の確認は忘れず、修理が必要と感じた際には速やかに修理店に足を運んでいただけたらと思います。