【減りが早い】奈良県奈良市佐保台西町 iPhone7バッテリー交換
2023/08/22
iPhoneをはじめ、多くの携帯端末のバッテリーにはリチウムイオンバッテリーというものが使われています。
リチウムイオンバッテリーとは、正極と負極を持ち、その間をリチウムイオンが行き来することで充放電を行うバッテリーです。
特徴として、小さな容量でも大きなエネルギーを制御することが可能なので携帯端末のような小型の精密機器にはうってつけのバッテリーとなっております。
この暑い夏、我々人間でもばててしまいそうなくらい暑い日々が続いていますが、バッテリーも同様、熱には弱いつくりになっています。
iPhoneのバッテリーの耐えれる温度は40度とされており、40度を超えた状態で使用し続けるとバッテリーがみるみる劣化していきます。
最近では外気温が35度前後の日々が続いていますが、バッテリーにもその温度は届いており、さらにバッテリー自身の温度が加わるため、設計温度の40度は軽々と超えてしまいます。
また、バッテリーの基板には給電チップという溜めた充電をバッテリーに送ってくれるチップがあるのですが、熱い中で端末を使用し続けるとそのチップが焼け切ってしまう可能性もあります。
携帯端末は季節問わず年中使い続けるものですから難しいですが、外気温が高い日での外出先では使用をいつもよりは控えることでバッテリーの劣化を遅らせることができます。
iPhoneのバッテリーの寿命は年数でいうと1~2年、充電回数でいうと400~500回程とされています。
このような数字だけみると、バッテリーは我々が思っているより早く寿命が尽きてしまうことが分かるかと思います。
もちろんいつかは寿命が来てしまうものですが、なるべくバッテリーを長く使いたいというのはみなさまが望まれていることかと存じます。
バッテリーは先ほど記載した熱でも劣化してしまうのですが、
主な劣化原因としては、動画視聴やネットで電源を消費する放電と、ケーブルを端末に挿しバッテリーに電源を送る充電の2つのはたらきを同時にしすぎたり、また片方に偏らせすぎてしまうことで劣化していきます。
バッテリーの寿命を長持ちさせる対策としては、
・充電の際にケースを外す
・残量を20%~80%でキープする
・充電コードを挿したまま端末を使用しない
・充電が100%の状態で充電し続けない
などがあります。
もちろんバッテリーの劣化スピードは個人差があるものですが、上記の対策を実践すれば少しはバッテリーを長持ちさせることは可能なのでぜひ実践してみてください。
バッテリーの劣化具合はiPhoneの設定上からバッテリーの最大容量の数値を確認することで把握ができます。
最大容量の数値とは、iPhoneの画面に充電の残量がいつも出ていると思いますが、その残量が100%と表示されている状態で実際に溜まっている充電量のことです。
この最大容量の数値が85%前後まで劣化してくると、交換をした方がいいとiPhoneを開発されたAppleさんは推奨されています。
では最大容量が劣化してくると、実際にどのような危険性があるのでしょうか。
症状としては、
・充電の減りが早くなる
・充電が溜まりにくくなったり、充電反応がなくなったりする。
・急に電源が落ちたり、最悪の場合起動不良に陥る
最後の急に電源が落ちる症状は特に危険です。
電源を落とす準備が出来ていないまま落ちてしまうので、みなさまの大切なデータが一部破損してしまったり、システム上にバグが発生してしまう場合があります。