【生駒市東生駒】iPhone13 水没復旧作業
2024/07/30
本日のご依頼は生駒市東生駒よりiPhone13の水没復旧作業にてご来店下さいました。
川に行った際落としてしまい画面がつかなくなってしまったとのことでした。
幸い、バイブ反応はあったため完全に故障しているわけではなく
基板は生きていたため復旧する可能性がありました。
まずiPhoneは” 防水 ”ではなく” 耐水 ”端末です。
防水だと思って、プールの中に一緒に持って行ってしまった、水の中に落としてしまっても大丈夫でしょ。と思っている方が多いですが
遅かれ早かれ起動しなくなってしまったり、何かしらの不具合が端末に現れます。
汗や水しぶきなどいわゆる生活での水分は問題ありませんが水に落としてしまう、雨の中使用をしてしまうなどをすると
内部に水分が入り込んでしまい水没端末になってしまいます。
主な原因
・水の中に落としてしまう
・雨の中使用してしまった
・ポケットに入れたまま洗濯をしてしまった
主な原因は以下の通りです。
iPhoneはフチ部分に協力なテープが貼り付けされていますが、防水効果は見込めません。
使用方法によっては効果が弱まってしまっている場合があります。
そして、多少の雨だからと安心してはいけません。
携帯端末には、スピーカーから音を出す穴が開いています。
その部分から知らない間に水分が入り込んでしまっていることがあります。
そのため、雨の際は使用を控える、屋根のある場所で使用するなどを心がけることをお勧めします。
また、入浴剤や塩素、洗剤など真水ではなく何かしらが混じっている場合
腐食やネジ等がさびてしまう症状が早くなってしまう場合がありますので
早急に作業が必要です。
そして、防水の等級の種類はIPX0~IPX8までの8種類あります。
IPXとは、I電子機能の防水機能のレベルで表すことを指します。
IPコードとは、「防塵」「防水」を表すコードのことです。
今回修理するiPhone13の場合、IP68なので…
6→防塵の等級 8→防水の等級
になります。どちらも最高の数値ですがこれは新品の場合です。
1度でも修理をしたり、使用方法によって弱まることがあります。
ではまず、SIMを抜き画面を開けてみることに…。
水滴がまだ残ってしまっており水没跡がある状態です。
腐食やサビはありませんが、このまま放置をしてしまうとサビてきてしまう恐れがありますので
早急に水分を取り除くことに!
画面側にもかなり水分が付着してしまっていました。
また近接センサーがかなり濡れてしまっています。
近接センサーとは耳で聞く音を拾ったり、耳を当てた際に暗くしてくれる、またfaceIDの役割があります。
故障してしまうことで上記の症状がすべてなってしまったり1つだけ症状が現れたりします。
使用に支障がないからと放置をしてしまうことにより
症状が広がってしまったり、リンゴループという症状に陥ってしまう恐れがあります。
水分を取り除き、画面も故障していたのでパネル交換も同時に行い起動してくれました。
データは取れるようになったためご自宅ですぐにバックアップを取ることをお伝えさせていただきお返しいたしました。
これからも使用できるところまで使用して下さい。ご来店ありがとうございました。