生駒市桜ケ丘 【iPhone11Pro】 充電マークが全く出ない
2023/10/17
iPhoneの充電方法は現在、ケーブルを差して行う方法と、ワイヤレス充電の2つがあります。
ワイヤレス充電はiPhone8から追加された機能であり、充電器の上にiPhoneを置くだけで
充電ができるという優れものです。
ですが、充電しながらの使用が難しいため、従来のケーブルを差して行う充電方法を
継続して使われている方が多いかと思います。
iPhoneの充電方法は「定電流定電圧充電方式」というものが使われています。
これはバッテリーの残量が0%から80%までの間を「定電流充電方式」、
そこから先を「定電圧充電方式」に切り替える充電方法です。
みなさんはiPhoneを充電をしている際に残量が80%前後の状態から溜まりが遅いなと感じたことはないでしょうか。
もしかして「バッテリーが劣化しているのでは」と感じられた方もおられるかもしれません。
ですが、実際これはバッテリーの劣化ではなく単なるiPhoneの仕様なのです。
80%までの充電を担う「定電流充電」は急速充電が可能となっており、充電がみるみる溜まっていきます。
一方、80%から満充電に向かうまでの充電を担う「定電圧充電」は、徐々に充電電流が減っていき、
ゆるやかに充電が溜まっていきます。
ちなみに、満充電の状態でずっと充電をしていると、バッテリーに負荷がかかってしまい、
劣化に繋がってしまうので注意しましょう。
iPhoneの不具合の1つに「充電不良(充電を差しても反応がない」というものがあります。
まず、このような症状に陥った場合はお使いの充電ケーブル等を別の物と変えてみてください。
最近ご購入されたものだとしても市販のライトニングケーブルは性能がピンキリであり、
すぐにだめになってしまうものもあります。
もし、新しいケーブルや家にある別のケーブルを使っても充電不良が起こる場合は
iPhone自体に不具合が起きているということになります。
原因の可能性として1番高いのはドックコネクターという充電の差し口に当たる部品の劣化です。
このドックコネクターの金属部分が折れてしまったり、湿気によって腐食してしまうと、
ライトニングケーブルとの接触不良が起こってしまいます。
また、ドックコネクターにほこりが溜まり接触不良を起こしている場合もあり、
その場合は部品を交換しなくても内部の清掃のみで症状が改善されることもあります。
次に可能性として高いのは、バッテリーの基板の故障です。
ドックコネクターは端末内部の基板とコネクターと呼ばれる線でつながっており、
その基板が故障してしまうと充電不良が起こります。
この場合は、いくらドックコネクターの部品交換を行ったとしても症状は改善されません。
今回お客様からお預かりいただいた端末は充電反応が全く出ない状態でしたが、
ドックコネクターの交換のみで症状が改善されました。
修理時間は1時間ほどで完了し、すぐに端末をお返しすることができました。
当店は奈良市、大和郡山市、生駒市、天理市、宇陀市、木津川市、などから
日々多くの修理案件をいただいております。
ぜひiPhone修理はアイプラス奈良店へご依頼ください。
予約フォームhttps://iphone-plus-nara.com/form_reserve
みなさんはiPhoneを充電する時どのようなライトニングケーブルを使っていますか。
百均などでも安く販売されておりお得と感じられた方も多いかと思います。
ですが、できれば少しお金を出してでもライトニングケーブルはApple社純正のものを使った方がいいです。
非純正のケーブルは壊れやすく、買ってからすぐにケーブルが切れてしまったり、
角度を変えないと充電ができないといったことが起きてくる場合があります。
また、非純正のケーブルを使ってしまうと、端末内部のドックコネクターや
バッテリーにも負担がかかり劣化が早まってしまいます。
もちろん、百均などの安物に比べ充電速度もはるかに早いので、
ぜひライトニングケーブルは純正のものを使用していただければと思います。