生駒市桜ケ丘 【iPhone12】 電源ボタンを押しても起動しない
2023/10/21
iPhoneの不具合の1つとして「起動不良」というものがあります。
これは名前通り、電源をつけても反応がなく起動しない状態のことです。
このような症状に陥る原因はいくつかあり、パッと見ただけで原因の判断がつかない場合があります。
実際当店に起動不良の端末をお持ち込みいただいた方の中では、
「落としてから電源がつかなくなった」という方もおらられば、
「なにもしていないのに急に電源がつかなくなった」という方もおられます。
起動不良になる原因をいくつか挙げると、
水没、バッテリー・画面・基板の部品故障、容量オーバーなどがあります。
特にお客様との修理相談の中で明確な理由が見当たらない場合は、
部品の自然劣化が考えられるため、バッテリーと画面の仮付けから行っていきます。
仮付けは部品を完全に本体に固定せず、部品のコネクターという線を基板につなぎ、
その状態で端末が起動するかどうかを確かめる作業です。
例えば、バッテリーを仮付けした段階で端末が正常に起動されれば、
正式なバッテリー交換を行って起動不良改善修理となります。
例えば衝撃等で起動不良になってしまった場合は、バッテリーと画面両方に
衝撃による劣化が起きている場合があり、
その場合は両方の部品を交換しなければ起動不良は改善されません。
もし、この両方に部品の仮付け段階でも起動しないとなると、内部の基板が故障している可能性が高いです。
今回お客様からお持ち込みいただいたiPhone12は、
急に電源が入らなくなってしまい、その原因の心当たりもないとのことでした。
まずは、上記に記載した通り、バッテリーと画面の仮付け調査を行いましが、
端末は変わらず起動不良の状態でした。
この場合は内部の基板の自然劣化が考えられます。
そもそも基板とは簡単に言うと「各部品を配置している板」のことです。
この基板に各部品のコネクターを繋ぐことによって配電が可能となり、
それぞれの部品(バッテリー、液晶、カメラ、充電の差し口等)の機能が果たせるようになります。
基板は人間で言えば、心臓のようなものであり電子機器を支える重要な部品です。
そのため、iPhoneの場合は故障してしまうと今回のような起動不良や
リンゴループ(起動時に表示されるリンゴマークから一向に進まない)などの症状が起きてしまいます。
基板修理となると、当店で行える作業ではなく、提携している業者さんに1度端末を預けて
修理をしてもらう流れとなります。
そのため、1週間ほどのお日にちをいただいての修理となってしまいますが、
データの復旧も合わせて行うことができるのでほとんどの確率で端末・データ共に
復旧した状態でお返しが可能となります。
業者を通しての精密な修理となるため、費用もそこそこな金額になりますが、
もちろん本体交換よりははるかに安い金額なので基板修理もぜひご検討ください。
今回のお客様も基板修理を依頼され、端末・データ共に無事な状態でお返しすることができました。
当店ではiPhoneの部品交換でのご依頼を多くいただいております。
1番修理依頼が多いのはバッテリー交換です。
バッテリーの寿命は約2年前後と言われており、それ以上使用し続けると
充電が急激に減ったり、急に電源が落ちるなどの症状が起きてきます。
そのため、定期的なバッテリー診断と修理は必要になってきます。
次に多いのが画面交換です。
もちろんガラス割れのみの状態で修理を依頼される方もおられますが、
圧倒的に多いのがタッチが効かないや画面表示がおかしいなどの
液晶故障の症状でお悩みになられている方です。
こちらの症状は画面交換で改善されるので、もし上記のような症状が起きた場合は
速やかに画面交換を依頼しましょう。
他にも充電の差し口、カメラ、ホームボタン、カメラレンズなどの修理も可能なので、
iPhoneの不具合でお悩みの方はぜひご来店ください。
当店は奈良市、生駒市、大和郡山市、宇陀市、天理市、木津川市、などから
日々多くの修理案件をいただいております。
ご予約はこちらかhttps://iphone-plus-nara.com/form_reserve