奈良市角振町 【iPhone11】 充電速度が遅い
2023/11/18
iPhoneのバッテリーは自然劣化する消耗品であり、
長く使っていくうえで交換修理はどうしても必要になります。
バッテリーの種類に関してはリチウムイオンバッテリーというものが使われています。
このバッテリーは小さいサイズでも多くにエネルギーを蓄えることができる
という強みがあるためiPhoneのような小型の精密機器にはまさにうってつけの
バッテリーと言えます。
実際、リチウムイオンバッテリーはiPhoneの他にも、
Android、iPad、Applewatch、任天堂switchなどさまざなま精密機器に用いられています。
iPhoneのバッテリーの寿命は2年前後、充電回数でいうと500回前後とされています。
劣化が始まるといつもより充電の減りが早くなったり、充電速度が遅くなったり
動作が重くなっていきます。
そのまま放置をしているといずれは電源ボタンを長押ししても起動しない
事態にまで発展するので早めの修理が大切です。
iPhoneのバッテリーの劣化は上記で説明した症状が出た時点で
体感として感じることができますが、
iPhoneの設定から数値としてバッテリーの劣化具合を知ることもできます。
それはバッテリーの最大容量です。
最大容量は設定→バッテリー→バッテリーの状態から確認ができます。
この最大容量とは一体何かというと、iPhoneが満充電状態のときに
実際に溜まっている充電量のことです。
本日お客様からお預かりした端末は充電速度がかなり遅い状態であり、
最大容量を確認すると76%でした。
この状態だとどれだけ充電をしたとしても76%しか使えないということです。
この数値が80%前後にまで劣化していると交換をした方がいいと
iPhoneの開発社であるAppleさんは推奨されています。
今回のバッテリー交換はお時間は30分ほどで完了いたしました。
バッテリーは「充電」と充電によって溜めた電気を消費する「放電」を
同時に行いすぎたり、また逆にどちらかに偏らせすぎてしまうことで
劣化スピードが激しくなっていきます。
そのためどちらの働きも均等になるような使い方を意識することが大切です。
また、真夏の外出先で長時間iPhoneを使用してしまうと、
これもまた劣化を早める原因になるので注意が必要です。
バッテリーを長持ちさせてできるだけ長く快適な状態でiPhoneを使用し続けていきましょう。