生駒市東松ケ丘 【iPhone13】 リンゴループからの脱出
2023/12/28
「リンゴループ」とはiPhoneの不具合の1つです。
どのような症状かというと、iPhoneの起動時に表示されるリンゴマークが
点滅し続けてしまい一向に操作ができないというものです。
一応、起動はしている状態ではありますが、何の操作も行えませんし、
データの移行もできません。
リンゴループとは、iPhoneやiPadに限ったお話ではありますが、
実はAndroidにも同じようなロゴループの不具合が起こることもあります。
まず、このようなリンゴループになってしまった際は、iPhoneの強制再起動を試してみてください。
強制再起動とは画面のタッチではなく、電源ボタン、音量ボタン、ホームボタンなどの
ボタンの操作で再起動を行うことができる方法です。
リンゴループにも軽度なものと重度なものがあり、軽度のものであればこの強制再起動で改善されます。
強制再起動の方法はネット検索で簡単に調べることができるので覚えておくといいかもしれません。
強制再起動でもリンゴループが改善されない場合は、iPhoneの修理を行うか
本体交換・機種変更を行うしかありません。
ただ、本体交換をしてしまうとかなり料金がかかってしまうことに加え、
バックアップをとっていない場合はデータの取り出しができません。
その点、修理をしていただければデータもそのままの状態で復旧し、
修理箇所によって料金は変動しますが、1番高い修理費でも本体交換よりははるかに安く料金を抑えることができます。
ぜひ当店にリンゴループ改善をご依頼いただければと思います。
本日、お客様からお預かりさせていただいたiPhone13は
iOSのアップデート中に急に電源が落ちてしまい、そこからずっとリンゴループに
なってしまっている状態でした。
これはアップデートミスによるリンゴループなので、もう1度アップデートを安全に
行う必要があります。
といっても、リンゴループ状態なので画面の操作は行えません。
このような場合は、iPhoneを当店専用のソフトに繋がせていただき、
パソコンからアップデート作業を進めていきます。
このアップデートは安全にリンゴループから脱出するものであり、
完了後にデータが消える心配はありません
お時間はお客様の端末の容量や回線状況などによって変動するのですが、
基本的に1時間以内にはアップデートが完了します。
今回は40分ほどでアップデートが完了し、無事リンゴループから脱出することができました。
アップデートミスは、アップデート中に充電残量が少なかったり、
回線状況が悪いと起こってしまうことがあるのでアップデート前はそれらのことを
確認した上で始めることが大切です。
リンゴループが起こる原因は、今回のようなアップデートミスだけではありません。
同じシステム系の話でいうと、ストレージの容量不足によってもリンゴループが
起こってしまうことも多いです。
ストレージ容量がパンパンでなく、まだ少しは容量が残っているという程度でも
リンゴループは起こりかねないので余裕を持てるよう意識する必要があります。
あとは部品の劣化が原因の場合も多いです。
リンゴループに関係する部品でいうと、画面、バッテリー、近接センサー、基板があります。
近接センサーとは、電話の機能に関わる部品のことで、iPhone8系以前のモデルであればインカメラと、
iPhoneX以降のモデルであればイヤースピーカー(耳元での通話音を出すスピーカー)という部品と一緒に固定されています。
基板とは、本体の部品をすべて配置している板であり、かなり重要な役割を果たしています。
この基板の故障はリンゴループだけでなく、電源が全く入らなくなる起動不良を起こす場合もあります。
なにがリンゴループの原因かというにもお客様へのカウンセリングと内部の点検を行い、
推測をさせていただいてから修理をさせていただくのでぜひお気軽にご相談ください。