生駒市南田原町 【iPhone13】 リンゴマークの点滅が止まらない
2024/01/17
みなさんは「リンゴループ」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
これはiPhoneの不具合の1つで、リンゴマークが点滅し続けて消えないという症状です。
通常、iPhoneの電源をつけるとリンゴマークがしばらく表示され、その後いつもの待ち受け画面が出てきますが、
リンゴループが起きてしまうと、そのマークが点滅し続けてしまうことで
一向に待ち受け画面が出ず、操作ができないのです。
つまり、起動はしていても実際には使えない状態となってしまいます。
このリンゴループにも軽度のものと重度なものがあり、
軽度の場合は、iPhoneの強制再起動で復旧する場合があります。
強制再起動のやり方は簡単であり、ネット検索などですぐに方法が出てきます。
【(例)iPhone8以降のモデルの場合の強制再起動】
音量を上げるボタンを押して素早く離す
音量を下げるボタンを押して素早く離す
電源ボタンをリンゴマークが表示されるまで押さえる
まず、リンゴループになってしまった場合はこの強制再起動を試してみるとよいでしょう。
ただ、この強制再起動で治らない場合はiPhone内の修理が必要になってきます。
本日はiPhone13のリンゴループ改善のご相談をいただきました。
リンゴループに関してはぱっと端末を見ただけで原因がわかる症状ではないので、
まずはお客様に端末がリンゴループに陥ってしまう前の詳しい使用状況などをお聞きします。
この状況を確認を行うことである程度修理箇所を絞り込むことができるので、
修理をスムーズに進めることができます。
本日のお客様は寝てる間にiOSのアップデートを行っており、
朝起きると急にリンゴループが起きてしまったとのことでした。
この場合はiOSのアップデートミスによるリンゴループなので、
安全にアップデートをもう1度進める必要があります。
ただ、リンゴループ状態なのでiPhoneを操作してアップデートを進めることはできません。
そのため、当店の専用ソフトにiPhoneをつなぎ、パソコン操作によってアップデートを進めていきます。
アップデートが完了する時間は端末の状況によって変わるのですが、基本的に30分から1時間の間では完了します。
今回は30分ほどでアップデートが完了し、無事リンゴループから脱出することができました。
iOSのアップデートミスは、アップデート中に充電残量が少なかったり、
回線状況が悪いと起こってしまう可能性があるので、
アップデート前にそれらの事柄を確認することが好ましいです。
リンゴループの原因はアップデートミスだけに限りません。
同じシステム内の話でいうとストレージの容量不足もリンゴループの原因になることがあります。
ストレージの残量は設定上で確認することができますが、写真や動画、アプリデータなどが
残量を圧迫してしまうとこれもまたリンゴループに繋がります。
設定容量を完全に圧迫しておらず少ししか残量がない状態だと危険なので、
定期的に容量の確認をしておくことが大切です。
あとリンゴループに関係する原因でいうと部品の劣化です。
具体的には、画面、バッテリー、近接センサー、基板の故障がリンゴループを引き起こすことが多いです。
近接センサーとは電話機能に関する部品であり、
基板とは部品を配置している板であり、本体を支えている重要な部品です。
基板が故障してしまうと、リンゴループだけでなく、
完全に電源が入らなくなる起動不良状態になってしまうことが多いです。
ぜひ、リンゴループの修理はアイプラス奈良店にお任せください。
その他不具合に関しても、真摯にご対応をさせていただくのでお気軽にご相談ください。