生駒市藤尾町 【iPad8】 リンゴループの改善修理
2024/01/24
みなさんはリンゴループという言葉を聞いたことはあるでしょうか。
これはiPhoneやiPadなどのApple製品に起こる不具合です。
症状としては「起動時に表示されるリンゴマークが点滅を繰り返す」というものです。
一向にいつもの待ち受け画面が表示されないため、電源がついていない状態とほぼ変わりません。
もちろん、操作ができない状態なのでデータを取り出して、別の端末に移すこともできません。
この厄介なリンゴループですが、9割の確率で修理によって復旧することができます。
修理料金は必要な修理箇所によって前後するのですが、
本体交換よりははるかに安い価格となっており、データもそのままの状態で復旧ができます。
リンゴループのご相談をいただいた際は、
まず、お客様に端末がリンゴループに陥ってしまう前の端末状態などを詳しくお聞きします。
この時点でお客様自身にリンゴループが起きてしまった原因に心当たりがあったり、
前兆などを感じておられたのであれば原因の推測がしやすくなります。
ですが、もちろん何の前兆もなくリンゴループになってしまうことも多いです。
その場合は内部の点検などによって修理箇所を推測していき改善を目指します。
リンゴループが起こってしまう原因をいくつかあげていきます。
①iPhoneストレージの容量不足
→設定上から確認できる容量がぎりぎりまで圧迫されてしまうと、
リンゴループが起きてしまいます。
②iOSアップデートのミス
→iOSアップデート中に充電残量が少なかったり、回線状況などが悪いと、
途中で電源が落ちてしまいリンゴループが起こりやすいです。
この事態を避ける1番のいい方法は設定上から自動アップデートの設定をオフにすることです。
③衝撃・水没・自然劣化による部品故障
→リンゴループの原因になりうる部品はバッテリー、画面、近接センサーです。
近接センサーとは耳元での通話中にiPhoneの画面を自動的に消灯してくれる部品です。
④基板の故障
→基板とはすべての部品をつないでいる板のことです。
基板が故障するとリンゴループだけでなく起動不良になってしまうことも多いです。
実はリンゴマークが点滅する早さでおおよその原因を把握することができます。
リンゴマークが数10秒表示されたあとに画面が消える場合は、アップデートミスや容量不足が原因と考えられます。
リンゴマークが10秒ほどですぐに消えてしまう場合は、部品や基板などの故障が原因と考えられます。
今回はiPad8のリンゴループ修理をご依頼いただきました。
リンゴループの前にアップデートはしておらず、
容量にも十分な空きがあったとのことだったため、部品・基板故障が考えられました。
iPadのリンゴループ症状は提携している業者での修理となります。
まず、内部の点検をさせていただき、その点検によって必要な修理箇所、金額が明確に分かります。
お客様に料金等をお伝えさせていただき、了承の上で修理を始めさせていただきます。
業者での点検・修理は合わせて1週間ほどのお日にちをいただきます。
今回は点検の結果、バッテリーが原因だとわかり、バッテリーの交換までさせていただきました。
交換後、無事リンゴループは改善され、データもそのまま復旧することができました。
iPhoneやiPadのリンゴループが起きてしまった際はお気軽にアイプラス奈良店にご相談ください。
みなさまのご来店心よりお待ちしております。