奈良市川上町 【iPhoneSE2】 水没してから画面に線が入った
2024/01/25
当店では、日々多くのiPhone修理依頼をいただいております。
バッテリーの減りや画面の割れ/液晶故障などのお悩みでご来店される方が1番多いのですが、
iPhoneを水没させてしまったという方からもよくご相談をいただきます。
iPhoneにとって水分というのは天敵といえます。
防水・防塵機能は搭載されてはいるのですが、それは完全な防水機能ではないため
浸水状況などによっては水没してしまうことも珍しくありません。
iPhoneの水没によって起こりがちな症状をいくつか挙げていきます。
・起動不良/リンゴループ(リンゴマークが点滅し続ける)
・画面の液晶故障(にじみ、線、画面全体の変色/ブラックアウト)
・バッテリーの機能低下(充電残量が急激に減ったり、充電が溜まらなくなる)
・タッチが効かなくなる/勝手にタッチ動作が行われる
・サウンドがおかしくなる
・カメラが映らなくなる
・本体が異常に熱くなる
もちろん、これらの症状すべてが起こってしまうわけではないですが、
いくつかの症状が重複してしまうこともあります。
また、水没直後に何の症状も起きていない場合でも、
日にちが経ち、水没の影響が徐々に内部に渡ってしまうことで
症状が起こる場合も珍しくないです。
水没させてしまった場合は、すぐに内部の点検・修理を依頼することが好ましいです。
それまでの間の簡単な応急処置をご紹介します。
①iPhoneの電源を切る
→水没状態で通電するとトラブルが起きたり、感電する危険性があります。
②外部の水分を拭き取る
→ケースをつけている場合は、ケースと本体の間に水分が溜まっていることが多いので
忘れず拭き取りましょう。
③iPhoneを乾燥させる
→風通しの良い場所で自然乾燥を行います(扇風機も可)。
※この措置で内部の水分の完全除去は行えません
④SIMカードを抜く(SIMカードにサビを発生させないため)
→iPhoneの側面にあるSIMトレイの穴にSIMピン(iPhone購入時についてきます)を差し
SIMカードを取り外します。
※乾燥後に行う必要があります
以上がiPhoneの水没後に行う応急処置です。
修理に出すまでの間はこれらの処置で症状の悪化をできる限り防ぎましょう。
【SIMカードとは】
SIMカードは通信・通話を役割を担ってくれています。
ない状態だと、通話やWiFiがない環境でのインターネット使用はできません。
カード内に入っている情報は契約者の電話番号・料金プラン・通話記録であり、
iPhone内のデータは保管されていません。
本日はiPhoneSE2の水没修理相談をいただきました。
症状としては水没後に画面に縦線が入ってしまっている状態でした。
これは水没による画面の液晶故障が原因であるため、
内部の水分の取り除きと画面交換が必要になってきます。
まずは水分の取り除きを行います。
画面を開封し、本体に入り込んでしまった水分を
エアダスター(空気の入ったスプレー)をかけ外に追い出し
その水分を丁寧に拭き取っていきます。
水分の吹き取りが終われば、最後に本体に扇風機を当て続け
完全な水分除去を行い完了となります。
全ての作業を合わせていお時間は1時間ほどいただきます。
扇風機を十分に当て終わった後は、画面の交換をさせていただきます。
画面交換は機種によってかかる時間が変わるのですが、
iPhoneであれば30分ほどで完了します。
画面交換後は無事、線も消え画面表示が正常に戻りました。
当店での修理はデータもそのままの状態で修理ができ、
修理前にデータのバックアップを取る必要もないのでご安心ください。
ご予約はこちらからhttps://iphone-plus-nara.com/form_reserve