奈良市中畑町 【iPhone12Pro】 バッテリーの交換はお早めに
2024/01/26
iPhoneのバッテリーにはリチウムイオンバッテリーが採用されています。
このバッテリーは大きなエネルギー安定的に供給できるものとして
さまざまな電子機器に使用されています。
実際、当店で修理が可能なiPhone、iPad、Applewatch、Android、任天堂switchのバッテリーはリチウムイオンバッテリーです。
電子機器のバッテリーに関しては永久的に使い続けられるものではなく、
特に外傷等を与えなくとも自然劣化によっていずれは故障します。
iPhoneのバッテリーに関していうと、使用年数は2年前後とされています。
もちろん、使用頻度などによっても多少前後するのですが、
決して長い使用年数とは言い難いです。
バッテリーが劣化する大きな原因としては充電と放電の繰り返しです。
放電とは充電によって溜めた電気をiPhone操作のために使う働きのことです。
この充電と放電を同時に行いすぎたり、逆にどちらかに偏らせすぎてしまうと
通常の使用年数よりも早くバッテリーが故障してしまいます。
それを避けるためには、どちらの働きも均等になるような働きを意識し、
具体的には充電残量を20%から80%までの間に抑えるようにすると良いと思います。
バッテリーの使用年数は2年前後とお伝えしましたが、徐々に劣化していく部品であるため、
はっきりと正常な状態と故障状態に分けれるものではありません。
劣化による初期症状が「充電の持ちが悪くなる」というものです。
いつもより充電の減りが早く、頻繫に充電をする必要が出てくると、
劣化の症状が現れてきたといえます。
少し充電をする頻度が上がるだけの症状で収まっていても、
どんどん悪化していき外出先にモバイルバッテリー(持ち運び可能な充電器)を
持ち込まなければいけなくなるほどに減りが早くなります。
極端な例でいうと、100%充電ができている状態で充電ケーブルを抜くと
すぐに1%になってしまうという症状もあります。
また、バッテリーの劣化によって十分な残量がある状態でも電源が落ちてしまったり、
そこから電源すら入らなくなってしまう危険性もあります。
バッテリー劣化による電源切れはデータの1部破損やシステム内でバグが起こる原因にも
なりかねないので避けたい事態です。
これぐらいは大丈夫と油断を重ねていると、最終的には電源すら入らなくなってしまうこともあるので
使い勝手が悪くなってきたなと感じた時点で交換を依頼することがおすすめです。
当店にバッテリー交換をご依頼いただければ30分ほどで修理が完了し、
データもそのままの状態で修理ができます。
バッテリーの劣化具合は体感としてもかなりわかりやすいですが、
実はiPhone上で数値として把握することもできます。
iPhoneで「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」と進めていくと
バッテリーの最大容量が確認できます。
この最大容量とは、iPhoneが満タンに充電された状態で実際に使える充電量のことであり、
バッテリーの劣化具合の指標にもなります。
この数値が85%ほどになっていると交換をした方がいいと、
iPhoneの開発社であるAppleさんは推奨されています。
今回修理依頼をいただいたiPhone12Proは最大容量が78%でした。
この状態だと右上に100%と残量表示がされていたとしても、
実際には78%しか溜まっていないということになります。
最大容量の確認は簡単に行えますし、バッテリーが劣化しているかわからないような方は
1つ指標にされるとよいかと思います。
iPhone修理のご予約はこちらからhttps://iphone-plus-nara.com/form_reserve