奈良市六条町 【iPhone11】 衝撃による起動不良
2024/02/23
当店アイプラス奈良店はiPhone修理を主な業務としている民間の修理店です。
一番多く修理依頼をいただく機種はiPhoneではあるのですが、
そのほか、Android、iPad、Applewatch、Macbook、NintendoSwitchの修理も可能であり、
ありがたいことにその件数も近頃増えてきています。
修理内容に関しては画面やバッテリーなどの部品交換のほか、
水没復旧修理、また起動不良の改善修理なども行っております。
起動不良とは電源ボタンを押しても全く反応がなく、電源が入らない状態のことです。
電源すら入らないとさすがに修理では治らないと思う方もおられるかもしれませんが、
実は起動不良もほとんどの確率で修理によって復旧させることができます。
修理費用に関しては、故障部品によって前後してくるのですが、
どれだけ修理費用がかかってしまったとしても本体交換よりははるかに安い価格で修理ができます。
また起動不良状態だとデータの移行を行うことはできませんが、
修理によって端末を復旧することができればデータも合わせて復旧させることができます。
本日はiPhone11の起動不良改善をご依頼いただきました。
起動不良状態の端末をお持ち込みいただいた際は、
まずお客様に端末が起動不良に陥ってしまった原因について心当たりがあるかどうかをお聞きします。
今回のiPhone11は1度地面に落としてしまってから起動不良になってしまったとのことだったため、
画面やバッテリーなどの部品故障、または内部の基板の故障が考えられました。
まずは原因の推定をするために画面とバッテリーの仮付けを行います。
それぞれの部品の仮付け段階で起動が確認できれば、
その部品を交換し修理完了なのですが、起動しない場合は基板の修理が必要になります。
今回は仮付け段階で起動しなかったため、業者を通しての基板修理をさせていただきました。
修理後、無事端末・データともに復旧した状態でお客様に端末をお返しさせていただきました。
今回は基板故障による起動不良でしたが、
バッテリーの故障によって起動不良になることも意外と多いです。
バッテリーの使用年数は2年前後とされており、そこまで長くはありません。
劣化が始めると、充電の減りが早くなるという初期症状が起こりだし、
そのまま交換をせずに放置していると、急に電源が落ち続けたり、
起動不良になってしまう可能性が高まります。
交換時期は設定上から確認できるバッテリーの最大容量数値で把握ができます。
この数値が85%前後にまで低くなっていると交換をした方がいいという合図です。
最大容量の確認は定期的に行い、交換時期に入った場合は速やかに修理を依頼しましょう。