奈良市北室町 【iPhone13】 音は鳴るけど画面が全く映らない
2024/03/17
当店は数多くの精密機器の修理を承っておりますが、
中でもiPhone修理のご依頼を多くいただいております。
本日、お客様からいただいたお悩みとしては、
「端末を落としてから画面が全く映らなくなってしまった」というものでした。
画面が真っ暗だと起動すらしてないように思えますが、
今回の端末は音は鳴る状態だったので、起動はしていると判断ができました。
では一体どういう状況なのかと気になるところですが、
このような症状は画面が全く映らないブラックアウト状態と呼ばれます。
ブラックアウトは今回のような衝撃や、また水没などのダメージが加わることで
液晶が完全に故障してしまった状態です。
液晶故障は黒い滲みや線が入る程度の軽症状で収まる場合もあれば、
今回のブラックアウトのような重症状が起こってしまう場合もあります。
ただ、液晶故障に関しては症状の度合い関係なく画面を交換すれば
元通り正常に画面表示が映ります。
基本的には液晶故障が起こるほどの衝撃が入るとガラスも同時に割れることが多いのですが、
稀にガラスは一切割れず内部の液晶だけが故障してしまうこともあります。
当店のiPhone画面交換は30分ほどで完了し、データのそのままの状態でお返しさせていただきます。
今回は画面の液晶故障が起きている状態でしたが、
液晶故障とはまた別に「画面のタッチ不良」もiPhoneではよく見られます。
タッチ不良の症状は大きく分けて3つあり、
・タッチしている箇所と違うところが反応する
・タッチ操作が一切効かない
・タッチしていないにも関わらず勝手に画面が操作される(ゴーストタッチ)
というものです。
iPhoneの画面上のガラスはただ単に液晶を守るという役割ではなく、
タッチ操作を認識するタッチセンサーとしての役割も持っているのですが、
このタッチセンサー機能が先ほどと同じ衝撃や水没などの影響によって失われてしまうと
タッチ不良が起こってしまいます。
特に3つ目のゴーストタッチが起きてしまうと、したくもない画面操作を行ってしまったり、
画面パスワードを間違って打ち続けてしまいiPhoneにロックがかかってしまう危険性があります。
ロックがかかってしまうとiPhoneを初期化状態でしか使用することができなくなってしまい、
データは完全に失われてしまいます。
ゴーストタッチはデータ損失にもつながりかねないので早めの修理が必要です。
タッチ不良も液晶故障と同様に画面交換にて改善することができます。
現在では、画面保護として保護フィルムを携帯端末に貼られている方が多いかと思います。
強度が高いガラスを上から貼り付けるというシンプルな手法であり、画面を守る力は十分にあるといえます。
ただ、どうしても画面の角や端までの保護が行き届かないということと
上から別のガラスを貼り付けるので、元々の端末のデザインから大きく変化してしまうのが難点です。
特に画面の角や端というのは端末の割れやすい箇所であり、ここを守ることができないのは少し不安なところです。
そんな難点を解決してくれるのが当店がご用意している「ガラスコーティング」です。
これは専用のコーティング剤をガラスに直接塗り込んでいき、
それをスチームの熱によって硬化させるという作業を3回繰り返し、
ガラス自体の強度を最高強度にするという手法です。
液体を塗り込んでの手法のためフィルムのように場所を問うことなく、
画面の角や端までしっかりと守りきることができ、
見た目も新品時とほとんど変わずに済ますことができます。
コーティングによるべたつきなどは一切なく、むしろ指通りがなめらかになるので操作性が上がります。
お時間も5分~10分ほどとすぐに完了するので、ぜひお気軽にご依頼ください。