奈良市尾上町 【iPhoneXR】 画面に黒い滲みが…
2024/03/20
本日はiPhoneXRの画面交換をご依頼いただきました。
症状としては、端末を地面に落としてしまってから画面1部が黒く滲んでしまっている状態でした。
これは衝撃によって液晶故障が起きている状態です。
iPhoneの画面損傷といえば、ぱっとガラスの割れが思い浮かびますが、
実は強い衝撃が入ってしまうと衝撃がガラスだけに留まらず、
内部の液晶を傷つけてしまい画面表示に不具合が出ることがあります。
特にiPhoneは数多くある携帯の中でもガラスが薄く設計されているので、
液晶に負荷がかかりやすいモデルといえます。
今回のような画面1部が黒く滲んでしまうというのは液晶故障の中でも比較的軽い症状です。
重度な場合だと画面全体にカラフルな色が広まったり、
画面が一切映らなくなるブラックアウトが起こることがあります。
ブラックアウト状態は起動不良状態と見分けがつきにくいように思えますが、
画面が反映されていないだけで内部は起動している状態なので、
起動不良状態と違って音はしっかり鳴ります。
この液晶故障はどのような症状の度合いでも画面を交換すれば症状は改善されます。
iPhoneの画面交換であれば基本的には30分ほどで完了し、
データもそのままの状態でお返しさせていただきます。
もちろん、iPhoneは衝撃が入ってしまうと絶対的に液晶故障が起きてしまうわけではなく、
ガラスの割れのみで留まったり、全くの無傷で済む場合もあります。
ガラスが割れていても液晶故障やタッチセンサーの故障が起きていなければ、
通常に動作するため問題なくお使いいただけます。
ですが、通常に使えるからといってガラス割れを放置するのは危険なことです。
ガラスが割れている状態で放置をしてしまうと、
割れ目から異物や水分が侵入し結果的に液晶故障が起きてしまう可能性があります。
また、ガラスが割れてしまうと液晶に対する保護力が弱まってしまうので、
次に同じような衝撃が加わってしまうと、これもまた液晶故障が起きる可能性が非常に高いです。
もう1つ、安全面に関して触れると、ガラスの破片自体とても鋭いので安易に触れてしまうと指を怪我してしまうことがあります。
そのため、ガラス割れのみの場合でも放置はせず、修理を行うことが好ましいです。
iPhoneはそこまでガラス強度が高くなく、
またガラスが割れてしまった場合の修理料金は高めに設定されています。
そのため、ガラスを割らないために万全な保護対策が必要になってきます。
当店では最新の画面保護対策として「ガラスコーティング」というものがご利用いただけます。
これは最近主流になりつつある対策であり、
専用のコーティング剤をガラス全体に塗り込んでいき、
十分に延ばした後、スチームの熱によって硬化させるという手法です。
これによって新品時から見た目を変えることなくガラスを最高強度にすることができます。
また、一般的な保護フィルムでは守りきれない画面の角や端までしっかりと守ることができるので、
現段階では最もガラスが割れにくい保護対策とされています。
ガラスコーティングの効果持続年数は3年前後となっており、
1度施工していただければしばらくはそのままでも問題ありません。
液体を塗り込むと聞くと「施工後にべたつくのでは?」と思われるかもしれませんが、そのようなべたつきは一切なく、
むしろコーティングされている状態だと指通りが滑らかになるので操作性が上がります。
施工時間も5分~10分ほどとすぐに完了するので、ぜひお気軽にお試しください。