天理市山田町 【iPhone12】 バッテリー交換修理
2024/04/07
バッテリーは水没などの外的要因によって劣化が早まることはありますが、
それらの外的要因を与えずとも自然と劣化してしまう消耗品です。
だいたい使用年数は2年ほどとされており、そこまで長持ちする部品とは言い難いです。
劣化が始まると、まずは初期症状として充電の減りがいつもより早くなってしまいます。
そのため、こまめな充電が必要になったり、外出先で携帯を多用される方はモバイルバッテリーを持ち歩く必要が出てきます。
これだけでもかなり使い勝手が悪いのですが、
そのまま使用を続けていると充電をやめた瞬間に急に1%になってしまったり、
十分な残量がある状態で急に電源が落ちるなど使用上に問題が出てきます。
また最終的にはバッテリーの完全故障が起こり、起動不良になってしまいます。
バッテリーの劣化による急な電源切れは端末が電源を切る準備をしていない状態で切れてしまうので、
1部データが破損してしまったり、システム内のバグが起こってしまうこともあります。
バッテリーの劣化の放置は上記の危険な事態に発展してしまうので、
劣化を感じた場合は早めの交換が大切です。
本日はiPhone12のバッテリー交換をご依頼いただきました。
最近iPhone12シリーズのバッテリー交換は特にご依頼が多い修理内容です。
症状としては「充電が半日持たない」とのことだったので、
かなり劣化が進んでいる状態と判断ができました。
当店ではどのような修理内容であったとしても端末のバッテリー最大容量を確認させていただいております。
(「設定→バッテリー→バッテリーの状態と充電」と進めていけば簡単に確認できます)
最大容量とは端末が満充電された時に実際に溜まっている充電量のことであり、
バッテリーの劣化具合の指標にもなります。
この数値が85%前後になっているとバッテリー交換をした方がいいという合図です。
今回のiPhone12は81%だったので十分交換時期といえる値でした。
iPhone12以降のバッテリー交換は基本的には40分ほどで完了し、
当店での修理はデータもそのままの状態でお返しさせていただいております。
バッテリーは充電と放電(充電によって溜めた電気を使う働き)を同時に行いすぎたり、
また逆にどちらかに偏らせすぎてしまうと一気に劣化が早まってしまいます。
劣化を遅らせるためには充電しながらの使用を避けたり、
充電残量を20%から80%の間に収めることが大切になってきます。
寝てる間に充電をしている方もおられるかもしれませんが、
100%状態での過充電も劣化を早める原因になるのでなるべく避けましょう。
また、バッテリーは熱にも弱い部品なので真夏での外出先などでは少し使用を控えることで、
バッテリーの使用年数を延ばすことができます。
これらの対策を行っていくことでバッテリーを長持ちさせることができるので、
ぜひ心がけていただければと思います。