生駒市新生駒台 【iPhone11】 浸水させてから画面がつかない
2024/04/09
iPhoneやiPad、またAndroidなどの精密機器にとって水分はかなりの天敵です。
水分の侵入具合によっては電源が一切入らなくなってしまうほどです。
iPhoneには防水対策として外部からの水やほこりを入りにくくする耐水テープというものが搭載されています。
このテープはiPhoneの4隅の画面とフレームの間にパッキンのような形で貼られており、
粘着によって異物の侵入を防いでくれています。
iPhoneはこのテープがあることによって少し雨がかかったり、
飲み物をこぼしてしまったりなどの負荷で水没状態になってしまうことはあまりありません。
ただ、これはあくまで水分を入りにくくするための対策であり、完全な防水対策ではないため、
川や海、またお風呂などにがっつり浸水させてしまうと、さすがに水没状態になってしまうことが多いです。
特に長い間浸水させてしまったり、深部に水没させてさせてしまうと水没状態になりやすいといわれています。
上記でも説明した通り、iPhoneにとって水分は天敵であるため、
水分が侵入してしまうとさまざまな不具合が生じてきます。
具体的には水没の影響が各部品に渡ってしまい各機能が劣化や故障を起こしたり、
部品を設置している板である基板が水没してしまい電源が入らなくなってしまうなどの不具合です。
部品の故障でいうと、
画面→液晶故障(画面に線や滲みが入る、画面が一切映らなくなる)、タッチ不良
バッテリー→充電が急激に減る、起動が不安定
カメラ→写りが真っ暗になる
スピーカー→音がこもったり、ノイズが入る
などが水没によって起こりがちな各部品の故障です。
水没の度合いが重度だと内部の基板が故障してしまい、起動不良などの症状が起こります。
稀に水没させてしまった場合でもすぐに部品不良などの症状が起きないこともあるのですが、
水没の影響は徐々に広がっていく傾向があるので早めに端末の措置を行うことが重要です。
本日はiPhone11の水没復旧修理をご依頼いただきました。
症状としては川に浸水させてしまってから画面が全く映らないというものでした。
通知音などは鳴るとのことだったので、内部は起動していて画面が全く反映されていない状態と判断ができました。
今回のような音だけがなって画面が映らない状態を画面のブラックアウトと呼びます。
ブラックアウトは画面の液晶故障によって起きているので、
画面を丸ごと交換すれば元の画面表示に戻すことができます。
ただ、水没によって画面が液晶故障を起こしている場合は、
画面交換の前に内部の水分除去を行う必要があります。
水分除去を行っていない状態で画面を交換してしまうと、
1時的には復旧しますが、すぐにまた水没の影響で液晶故障が起きてしまうためです。
今回水本除去と画面交換をさせていただき、画面表示を正常な状態に復旧することができました。
当店での修理復旧はデータもしっかり残った状態でお返しが可能です。
iPhoneの水没修理はぜひアイプラス奈良店にお任せください。