天理市福住町 【iPhone11】 ドックコネクターの故障
2024/05/05
iPhoneには画面やバッテリー、カメラなどさまざまな部品が搭載されていますが、
その部品の中にドックコネクターというものがあります。
聞きなれない方も多くおられるかもしれませんが、
iPhoneの充電ケーブルを差す差し口の部品のことです。
この部品が充電ケーブルの接続を感知し、バッテリーに電気を送る仕組みになっています。
そのため、この部品が劣化や故障を起こすと、
充電ケーブルの接続を感知できなくなってしまい
充電ケーブルを差しても充電反応が出なくなってしまいます。
ドックコネクターが故障する原因としては、
端末への衝撃によって接触部分が折れ曲がってしまったり、
水没によってショートしてしまったりなどの外的要因による場合もありますが、
単純な自然劣化に故障してしまうことが多いです。
どうしても充電ケーブルの抜き差しを続けていくと接触部分に負荷がかかり、
最終的に故障してしまうのです。
特にApple純正ではない市販のケーブルを使い続けると
ドックコネクターの使用年数を縮めてしまう可能性が高いです。
本日はiPhone11の充電不良改善をご依頼いただきました。
充電不良とは先ほど記載した充電ケーブルを差しても充電反応が出ない状態をいいます。
一概に充電不良といっても、
・充電ケーブルを強く差したり、上に上げないと充電できない
・充電反応は一瞬出るがすぐに途切れる
・充電反応が一切出ない
などの症状のパターンがあります。
今回の症状は「充電反応が一切出ない」とのことだったので、
ドックコネクターか内部の基板のどちらかが故障を起こしていると判断ができました。
ちなみに、ケーブルを強く差すと充電反応が出るような場合は、
基本的にドックコネクターの交換によって改善することができます。
今回の症状は原因の断定がすぐにできない状態だったので、
まずはドックコネクターの仮付けをさせていただきました。
仮付けの段階で充電反応が安定すればドックコネクターの故障、
症状が改善されなければ基板が故障していると判断ができます。
今回は仮付け段階で症状が改善されたのでそのままドックコネクターの交換を
させていただきました。
無事症状は改善し、データもそのままの状態でお返しさせていただきました。
アイプラス奈良店は今回のようなiPhoneの修理だけでなく、
さまざまな機種の修理が可能となっております。
具体的には、Android、iPad、AppleWatch、MacBook、NintendoSwitchの修理が可能です。
機種や修理内容によってはお日にちをいただいてしまうこともありますが、
データもそのままの状態でお返しできるのがかなりのおすすめポイントです。
どのようなお悩みでも部品の取り寄せが可能であれば、修理によって改善することができるので、
精密機器に関するお悩みはぜひアイプラス奈良ミ・ナーラ店にご相談ください。