奈良市大保町 【iPhone13】 バッテリー膨張による画面浮き修理
2024/05/22
iPhoneの画面とフレームは2つのネジといくつかのツメ(ひっかけ)によって
隙間なくきっちり固定されています。
ですが、さまざまな外的要因によって画面とフレームの間に隙間ができたり、
完全な分離を起こしてしまう場合があります。
まず1つは衝撃によるフレームの損傷や変形です。
フレームが欠けてしまったり、曲がってしまうと
当然画面との間に隙間ができてしまい不安定な固定となってしまいます。
ですが、このフレームの損傷や変形はよほどの衝撃が加わらない限りは
あまり起こりえません。
2つ目が内蔵されているバッテリーの膨張です。
特に衝撃を加えたわけでもないのに勝手に画面が浮いてきた場合は、
確実にこのバッテリーの膨張が原因です。
iPhoneなどのスマートフォンに内蔵されているバッテリーは
劣化によって膨張を起こすことがあり、
それがどんどん進んでいくと最終的には画面を押し出すほどの
膨張につながってしまいます。
今回はiPhone13の画面浮きをご相談いただきました。
見たところ、特に目立つ外傷などはなかったのでバッテリーの膨張が原因だと判断ができ
実際に内部を覗いてみると案の定バッテリーが画面を押し上げていました。
スマートフォンやタブレットに内蔵されているバッテリーは、
リチウムイオンバッテリーと呼ばれています。
名前からも想像がつく通り、化学反応によって電気を生み出すしくみになっているのですが、
経年劣化によって化学反応中に酸化を起こしてしまうことがあり、
その酸化の連鎖がバッテリーの膨張を生んでしまいます。
今回のiPhone13は画面自体の変形もなかったので、
バッテリー交換のみできちんと画面を固定することができました。
バッテリーが膨張している状態を放置してしまうと、
バッテリーの発火や破裂、また他の部品故障が起きる可能性が非常に高いので、
放置はせずなるべく早めに修理を済ませましょう。
当店のiPhoneのバッテリー交換は30分ほどで完了するので、
お困りの場合はぜひ交換をご依頼ください。
今回は膨張という物理的なバッテリー劣化でしたが、
やはりバッテリーの劣化で代表的なのは、
「充電の減りが早い」、「急に電源が落ちる」などの機能的な劣化です。
電子機器のバッテリーの使用年数は2年ほどとそこまで長くはないため、
同じ端末を長い期間使っていくためにはバッテリー交換は必須です。
当店ではiPhoneのバッテリー交換だけでなく、
Android、iPad、AppleWatch、MacBook、NintendoSwitchなどの
バッテリー交換が可能です。
機種によってはお日にちをいただく場合もありますが、
全機種ともデータはそのままの状態で修理が可能です。
ぜひ、電子機器のバッテリー交換はアイプラス奈良店にお任せください。