【奈良市法蓮町】iPhone12ProMax バッテリー交換
2024/07/26
本日は、奈良市法蓮町よりiPhone12ProMaxのバッテリー交換のご依頼でご来店下さいました。
「減りが早くなっており、使用しづらい。」とのことでご来店お越しくださいました。
まず、iPhoneのバッテリーの寿命は2~3年と言われております。
充電サイクルにすると約500回ほどです。
まずバッテリー劣化の原因として以下のことがあげられます。
・長時間ケーブルを挿しっぱなしにしてしまっている
・長期間端末を放置してしまっている
・炎天下の中端末を放置している
・経年劣化
・充電と放電を同時に行ってしまう
などが挙げられます。
バッテリーは部品の中で唯一の消耗品です。そのため、使用をすることで劣化はしますが
上記のことを継続的にしてしまうことで、バッテリー劣化を更に早めてしまう可能性があります。
では具体的にバッテリー劣化の症状とは何かというと以下の通りです。
・減りが早く感じてしまう
・1日の持ちが悪くなり、充電回数が増える
・急激に充電量が増えたり減ったりを繰り返してしまう
・起動に時間がかかってしまう
・動作が重くなってしまい、ラグが生じる
・ケーブル反応はあるにも関わらず起動してくれなくなる
などの症状が現れます。
劣化したといっても、急に使用できなくなってしまうわけではありません。
ですが症状を放置することにより、使用が不便になってしまったり
起動しなくなることにより、データが取れなくなってしまう恐れがあります。
iPhoneや電子機器のバッテリーは「リチウムイオン電池」というものが使用されています。
特徴として、軽量、長持ち、エネルギー密度が高く、急速充放電が可能なことが挙げられます。
ですが劣化することにより、電解質が短絡になってしまい内部でガスを発生させてしまいます。
このガスがバッテリーパックの膨張の原因です。
1度膨らんでしまうと、現状維持もしくは膨らみ続けてしまうしかありません。
膨らんでしまうことにより、画面を持ち上げてしまうため本体とパネルの間に隙間ができてしまいます。
そして、そこからゴミや水分等が入り込んでしまい内部部品故障の原因になってしまったり
膨らんでしまっているバッテリーが傷ついてしまうことにより、発火・爆発・破裂など大事故につながってしまう恐れがあります。
さらに、内部側からパネルを圧迫するため液晶故障になってしまう恐れがあり
修理箇所が増えること、不具合になり端末自体が破損してしまう可能性も0ではありません。
そのため、劣化症状が現れているバッテリーは交換をして使用することをお勧めしております。
修理後も問題なく仕様でき、修理時間40分ほどで完了しました。
iPhone12ProMaxはまだまだ使用できる端末ですので、これからも長く愛用してあげて下さい。
ご来店ありがとうございました。