天理市石上町 【AQUOS R】 リチウムイオンバッテリーの膨張
2024/08/04
外気温が高くなる夏はバッテリーが劣化しやすい季節とされています。
一般的にスマートフォンなどに内蔵されているバッテリーの耐熱温度は40度であり、
真夏の外気温が35度前後なので、それにバッテリー自体の熱を加えると
外出先での使用時には設定温度を超えてしまうということがざらということになります。
バッテリーが劣化してくると、まずは充電の減りが新品時よりも早くなってしまい、
一日持たなかったり、半日持たなかったりというように充電の持ちが悪くなってきます。
そのまま使用を続けることもできなくはないですが、バッテリーの劣化はどんどん悪化してしまうので、
今度は急に電源が落ち続けたり、そのまま電源が入らなくなってしまうなどの実用上の不具合が出てきます。
バッテリー劣化による電源切れはシステムのバグ発生やデータの一部破損にも
つながりかねないのでかなり危険といえます。
今回はAQUOS Rのバッテリー交換をご依頼いただきました。
お預かりした時の状態としては、背面が膨れ上がってしまっている状態でした。
背面が膨れ上がってしまう理由としてはバッテリーの膨張が挙げられます。
夏はバッテリーの劣化が起こりやすいと説明しましたが、
実は機能的な劣化だけでなく物理的な膨張も起こりやすいです。
スマートフォンに使用されているバッテリーはリチウムイオンバッテリーという
化学反応によって電気を生み出すバッテリーなのですが、
劣化が起こると内部で酸化が起こってしまいそれが続くと
今回のような膨張につながってしまいます。
膨張状態での使用は内部部品の故障につながってしまうので、
なるべく早めに交換を行うことが好ましいです。
今回は膨張による背面の変形などもなかったので、
バッテリー交換によって無事背面を固定することができました。
当店はiPhone修理がメインではあるのですが、
今回のようなAndroid機種の修理も幅広く扱っております。
一概にAndroidといってもたくさん機種がありますが、
当店では基本的に機種を問わず修理が可能となっております。
(Galaxy、Xperia、AQUOS、GooglePixelなどなど)
画面やバッテリーなどの部品交換依頼を多くいただくのですが、
電源が入らなくなってしまった端末の改善修理なども可能です。
iPhone同様、即日修理、かつデータもそのままでお返しができるのでぜひご相談ください。