奈良市押上町 【iPhoneSE2】 画面操作が勝手に行われる
2024/10/08
iPhoneは画面がよく割れるというイメージをお持ちの方もおられるかと思いますが、
それがあながち間違った認識ではありません。
使われているガラス素材自体はゴリラガラスという文字通りかなり強度が高いガラスなのですが、
他のスマートフォンに比べてガラス自体がかなり薄く設計されています。
そのため、総合的なガラス強度としては十分に高いとはいえないというのが事実です。
iPhoneに衝撃が入ってしまうとガラスだけが割れるというパターンもありますが、
衝撃の度合いが強いとガラスのタッチセンサーが故障してしまいタッチ不良を起こしたり、
内部の液晶にまで傷がついてしまい画面に滲みや線などの表示不良が起こることもあります。
液晶が完全に故障を起こしてしまい画面が全く映らなくなる、
いわゆる画面のブラックアウトが起きてしまうことも珍しくはないことです。
本日はiPhoneSE2の画面交換をご依頼いただきました。
修理写真を掲載させていただいてますが、画面がかなり破損してしまっており、
加えて画面をタッチしていないにも関わらず、勝手に画面操作が行われる状態でした。
この症状はゴーストタッチという症状であり、
先ほど説明したようにタッチセンサーの故障によって起きるタッチ不良です。
ゴーストタッチはかなり深刻な症状ではありますが、
単なる画面の不良なので新しい画面に交換すれば症状を改善することができます。
今回のiPhoneSE2の画面交換は40分ほどで完了し、
無事タッチが正常に効くようになりガラスも綺麗になった状態でお返しさせていただきました。
今回のゴーストタッチに関してはしたくないアプリ操作を行ってしまったり、
勝手に電話をかけてしまうなどの事態が起きてしまうほか、
画面パスワードを間違って打たれ続けてしまいiPhoneにロックがかかってしまうこともあるので
かなり危険な症状といえます。
ゴーストタッチが起きてしまった時はなるべく早めに修理を依頼しましょう。
当店では画面割れを防ぐ画面の保護としてガラスコーティングというものをご用意しております。
ガラスコーティングとは専用のコーティング剤をガラスに直接塗り込むという保護方法です。
この手法を行うことによってフィルムでは守りきれない画面の角や端まで
しっかりと守りきり一気に画面割れのリスクを減らすことができます。
また、コーティング後は指通りがなめらかになったり、
画面の映りも綺麗になるという付加価値も感じていただけます。
画面交換は精密機器の修理の中でもトップレベルに高い費用がかかってしまうので、
お使いの端末の画面を割らないようにぜひガラスコーティングを一度ご依頼いただければと思います。