生駒市谷田町 【iPhone13】 ドックコネクター交換
2024/10/31
今回はiPhone13のドックコネクター交換をご依頼いただきました。
ドックコネクターとは充電ケーブルを差す差し口にあたる部品です。
ドックコネクターが故障すると充電ケーブルとの接触不良を起こしてしまい、
充電反応が途切れたり、充電反応が全く出なくなってしまうなどの症状が起きてきます。
劣化する原因としては水没によるショートや、落下による端子の折れ曲がりなどはありますが、
一番多いのは経年劣化による故障です。
どうしても充電ケーブルの抜き差しを頻繁に行う箇所なので、
摩擦による負荷がかかってしまい、扱いによっては充電口が変形してしまうなどの劣化が起こります。
今回お預りさせていただいた端末は充電ケーブルを上に持ち上げないと充電反応が出ない状態でしたが、
ドックコネクターを交換することで正常に充電反応が安定するようになりました。
修理時間は1時間ほどで完了し、データもそのままでお返しさせていただきました。
ドックコネクターは充電口がメイン部品ではあるのですが、
スピーカーの端子や画面下部のマイク(通話の際に使用するマイク)も一体型になっている部品なので、
かなりiPhoneの中でも重要なパーツといえます。
今回はドックコネクター故障による充電不良でしたが、
充電不良になってしまう原因は他にもいくつかあります。
意外に多いのが充電ケーブルの故障です。
充電ケーブルはかなりデリケートであり、扱いによってはすぐに断線してしまったり
またAppleの認証がとれていないケーブルなどだと互換性が乏しいため、
すぐに充電不良が起きてしまうこともあります。
もう1つが基板の故障です。
基板とはドックコネクターやバッテリーなどすべての部品をつないでいる部分であり
全ての部品への配電は基板が行っています。
そのため基板は端末の心臓のような部分であり、
故障してしまうと今回のような充電不良だけでなく、
完全な起動不良状態になってしまうことが多いです。
また、充電反応があるのに充電がなかなかたまらないなどの症状もあるのですが、
その症状はバッテリーの劣化によって起こるものです。
バッテリーの劣化と聞くと充電の持ちが悪くなるといったイメージがありますが、
実は充電速度が遅くなるといった症状もバッテリー劣化による症状です。
当店アイプラス奈良店は今回のようなiPhone修理のお問い合わせが一番多いのですが、
実はiPhone以外の修理も幅広く対応しております。
具体的にはiPad、AppleWatch、MacBook、Android、NintendoSwitchなどの修理ができ、
その他のタブレット端末やノートパソコンなども部品の取り寄せができれば修理対応が可能です。
どの精密機器も基本的には故障部品を新しい部品の交換するという手順であるため、
データはそのままでお返しすることができます。
また、修理内容も幅広く対応しているのでどのようなお悩みもお気軽にご相談ください。