奈良市此瀬町 【iPhone12Pro】 水没復旧修理
2024/11/04
当店ではiPhoneのさまざまな部品故障や不具合のご相談をいただいていますが、
中には端末を水没させてしまったというお悩みをご相談いただくこともあります。
iPhoneには耐水テープというテープが画面とフレームの間に貼られており、
多少の水分の侵入(雨が少しかかる程度)であれば防ぐことができますが、
海や川、お風呂などにがっつり浸水させてしまうと、
さすがに抑えきれず内部部品や基板に水分が侵入してしまいます。
水没してしまった途端に部品故障などが起きることが多いのですが、
稀に水没直後には何の症状もなく、何日か経ったあとに症状が出てしまうといったこともあります。
よくある水没による部品故障は、
バッテリー→急に電源が落ちてしまう、充電が急激に減る
画面→液晶が故障し画面に線が入る、画面が全く映らない
カメラ→カメラアプリを開いても映らない
充電口→充電ケーブルを差しても充電反応が出ない
などがあります。
また、部品を固定している基板が故障してしまうと完全に電源が入らなくなってしまうこともあります。
当店では水没による故障も基本的にはデータもそのまま残った状態で復旧ができるので、
ぜひ水没端末の修理はアイプラス奈良店にご相談ください。
今回はiPhone12Proの水没復旧修理をご依頼いただきました。
端末の状態は一度お風呂に浸水させてしまってから、
音はなるものの画面が全く映らないというものでした。
音がなっているということは内部はしっかり起動している状態ということなので、
画面の液晶が完全故障を起こしていると判断ができます。
画面が全く映らない症状はブラックアウトというのですが、
iPhoneの水没によってよく頻発する症状がこのブラックアウトです。
ブラックアウトは水没だけによって起こる症状ではなく、
落下などの衝撃が加わることによって起きてしまうことも多いです。
単純な画面の故障なので画面を新しく交換すれば症状は改善されるのですが、
水没端末の場合はまず最初に内部の水分除去や完全乾燥を行う必要があります。
この措置をせずに部品交換をしてしまうと一度は復旧したとしても
すぐにまた水分の影響によって交換部品や他の部品が故障してしまうためです。
今回は修理時間1時間30分ほどで水分除去と画面交換を行い、
正常に画面も映りデータもきちんと残った状態で端末をお返しさせていただきました。
当店は精密機器の修理がメインのサービスではあるのですが、
もう1つ「ガラスコーティング」というサービスも行っております。
聞きなじみがない方もおられるかもしれないですが、
ガラスコーティングとは強化ガラスフィルムと同じような画面保護です。
ガラスフィルムは上に貼り付けるというものですが、
ガラスコーティングは画面専用のコーティング剤を塗り込んでいき、
熱によって固めることでガラス強度を上げるというものです。
ガラスフィルムは一見、iPhoneを万全に保護できているようにも見えますが、
実は画面の角や端までの保護はできないため完全なものとはいえません。
その点ガラスコーティングは場所を問うことなく溶剤を塗り込むことができるため、
角や端まで最高強度で守ることができます。
ぜひ一度当店にてガラスコーティングをご依頼ください。