奈良市竹花町 【GooglePixel7】 バッテリーの膨張による画面浮き
2024/12/11
本日は奈良県奈良市竹花町よりGooglePixel7の修理をご依頼いただきました。
購入してからしばらく経つと急に画面が浮いてきてしまい、
画面と本体の間に隙間ができてしまっている状態になってしまったとのことでした。
衝撃が加わったことによってフレームが変形してしまい画面が浮いてしまうこともありますが、
そのような衝撃が加わってしまった心当たりもなく浮いてきてしまった場合は、
内蔵されているバッテリーが膨張している可能性が非常に高いです。
特に今回修理依頼をいただいたGooglePixelはバッテリー膨張がよく起こります。
早速、内部を分解させていただくとやはりバッテリーがかなり膨らんでいる状態であり、
新品のバッテリーを取り付け、画面をつけると正常に固定ができました。
AndroidはiPhoneと比べて少し構造が複雑であるため修理時間が少しかかってしまいます。
今回は1時間半ほどでバッテリー交換が完了し、
きちんと内部のデータもそのまま残った状態でお返しさせていただきました。
今回のようなバッテリーの膨張はGooglePixelだけでなく、
その他Android、iPhone、iPad、AppleWatchなどでも起こることがあります。
制作段階の不良によって起こることもありますが、
基本的にはバッテリーの経年劣化い伴って起きることが多いです。
精密機器のバッテリーには多くの場合リチウムイオンバッテリーが採用されているのですが、
経年劣化が起きてくると、それに伴って内部で酸化が起きてしまうことがあります。
酸化によってガスが溜まり続けてしまうと最終的には今回のように画面を押し出すほどの膨張へとつながってしまいます。
今回のGooglePixelはバッテリーの膨張によって画面が浮いてしまいましたが、
Androidの中では背面側にバッテリーが搭載されているモデルも多く存在し、
それらのモデルでバッテリー膨張が起きると背面側が浮いてきてしまいます。
バッテリーの膨張によって画面や背面が浮いてしまうと、
画面や内部部品の故障がかなり起こりやすくなり、
またバッテリー自体の発火など身にかかる危険性も出てきてしまいます。
なので、お使いの端末の画面や背面が浮いてきてしまった場合は、
すぐにバッテリーの膨張を疑い修理店にバッテリー交換を依頼するようにしましょう。
今回はバッテリーの物理的な膨張でしたが、
やはりバッテリーの劣化でよくあるのは充電の持ちが悪くなるなどの機能的な劣化です。
もちろん、使用頻度や扱い方によって前後はするのですが、
スマートフォンのバッテリーの使用年数は2年ほどとされています。
劣化の初期症状としては充電の持ちが悪くなったり、端末が発熱しやすくなる程度ですが、
そのまま使い続けてしまうと急に電源が落ち続けるようになってしまったり、
そのまま電源が入らなくなってしまうなどの事態に発展してしまいます。
なので、バッテリー交換は劣化が始まったと体感として感じたタイミングですぐに行うことが好ましいとされています。
特に今の冬は外気温の低下によるバッテリーのトラブルが起きやすいので、
お使いの端末のバッテリーが劣化している場合はぜひアイプラス奈良店に交換をご依頼ください。