奈良市草小路町 【iPhone13】 リンゴループ改善修理
2025/01/04
iPhoneなどの精密機器は非常にデリケートであるため、不具合が起きてしまうことはそこまで珍しくありません。
その多くある不具合の中にリンゴループという症状があります。
リンゴループとはiPhoneの起動時に表示されるリンゴマークが点滅しつづけてしまい、
一行の待ち受け画面が開けない状態のことをいいます。
中には点滅せずにずっとリンゴマークのままになってしまうという場合もあります。
このリンゴループはiPhoneだけでなくiPad、AppleWatchなどのApple製品全般で起こってしまう症状でもあります。
リンゴループは一応起動状態ではあるものの、リンゴマークだけしか出ないため使用上は起動不良と変わらず、
画面操作はもちろんのことデータの抜き出し・移行なども一切行うことができません。
ただ、当店ではリンゴループの改善修理も可能となっており、
正常に復旧ができれば内部のデータもそのままの状態でお返しが可能となっております。
修理料金は原因や修理箇所によって前後してしまうのですが、
本体交換よりははるかに安い価格で復旧ができるのでぜひお気軽にご相談ください。
リンゴループになってしまう原因は1つだけでなく複数存在します。
まず、システム上の問題でいうストレージの容量不足やiOSのアップデートミスなどがあります。
iPhoneにはそれぞれ設定容量(64GB、128GBなど)があるのですが、
その設定容量パンパンにまでデータを入れられるというわけでもなく、
実際には9割を超えてしまうとフリーズやリンゴループといった不具合が起きてしまうことがあります。
次に部品等のハードウェアの原因でいうと、
・画面、バッテリー、TouchID、FaceIDの故障
・基板の故障
などが挙げられます。
基板とは各部品を設置している板のようなものであり、
すべての部品はこの基板からの配電を受けて各機能が果たせるようになっています。
基板が故障してしまうとリンゴループだけでなく完全な起動不良になってしまうことも多いです。
今回はiPhone12のリンゴループ改善をご依頼いただきました。
上記でも説明した通り、リンゴループになってしまう原因はいくつかあるため、
修理相談をいただいた際はまずお客様にリンゴループになってしまった原因に心当たりがおありかどうかをお伺いします。
この時点や衝撃や水没などの外的要因が加わったなどといった原因が分かれば、
修理対応をスムーズに進めることができるためです。
今回の場合は起きてiPhoneを使おうとするとリンゴループになってしまっていたとのことだったので、
iOSの自動アップデートのミスが原因のように判断ができました。
Apple社はiPhoneをより機能的に使用できるように周期的にiOSの更新情報を発表します。
基本的には情報が発表されればアップデートを行うことが推奨されるのですが、
アップデート中に充電残量が少なかったり回線状況が不安定だと
途中で電源が落ちてしまいリンゴループになってしまうことが多いです。
このような場合は正常にアップデートを再開させる必要があるのですが、
iPhone自体ではアップデートができないので、
当店の専用ソフトにつないでパソコン側からアップデートを進めていきます。
今回お時間を1時間ほどいただき正常にアップデートが完了し、
無事リンゴループ状態から復旧させることができました。