生駒市松美台 【iPhoneSE3】 水没してから画面がつかない
2025/02/03
多くの方がご承知のようにスマートフォンを含めた精密機器は水分にかなり弱いです。
ぱっと見だと画面や本体などが隙間なく固定できているように見えますが、
実際、川や海に浸水させてしまうとごくわずかな隙間から水分がどんどん侵入していってしまいます。
もちろん、近頃の精密機器はある程度の耐水機能などは備わっているため、
少し水がかかる程度であれば水没状態になることは珍しいです。
ただ、あくまで防水機器ではなく耐水機能があるだけなので、がっつりとした浸水には耐えれないことが多いです。
スマホが水没してしまうと多くの場合各部品に不良が起こってきます。
具体的には、
【画面】タッチが効かない、画面に線が入る、画面が全く映らない
【バッテリー】充電残量がある状態で電源が落ちる、起動しない
【カメラ】カメラを起動しても真っ暗になる
【スピーカー】→音にノイズが入る、音がこもる
【充電口】充電ケーブルを差しても充電反応(雷マーク)が出ない
などがよくある部品の故障です。
これらは単体ではなく、重複してしまうこともあります(画面に線が入っていてカメラも映らないなど)。
また、重度の水没の場合は部品を設置している基板が故障してしまい、
いくら部品を交換しても起動ができないといった場合もあります。
本日はiPhoneSE3の水没復旧修理をご依頼いただきました。
一度、川に浸水させてしまいそこからすぐ拾いあげることができ、
その日は使えてはいたものの次の日になると画面が全く映らない状態になっていたとのことでした。
今回のように水没直後に何の症状もなかったとしても、
時間が経つと水没の影響が徐々に広がり各部品に不良が起こることも多いです。
画面が全く映っていないとなると電源が入らなくなってしまったように思えますが、
今回の端末は画面は映っていないものの通知音や振動音などはなる状態だったので、
内部はしっかり起動しており、単に画面が映っていないブラックアウト状態だと判断できました。
ブラックアウトはかなり重度な症状に思えますが画面の液晶故障の1種なので、画面を新しく交換すれば元通り復旧することができます。
ただ、水没によって画面が故障してしまっている場合は、すぐに画面を交換するのはNGであり、
まず最初に内部の水分除去と完全乾燥を行う必要があります。
この作業を行わずに画面を交換してしまうと一時的には復旧するものの、
すぐに画面などの部品故障が起きてしまうことが多いためです。
完全乾燥なので他の修理と比べると少し時間はかかってしまいますが、
本日は1時間半ほどで水分除去と画面交換の2作業が完了し、
正常に動作ができデータもきちんと残っている状態でお返しさせていただきました。
当店は今回のようなiPhone修理だけに限らずさまざまな機種の修理が可能となっております。
特に同じスマートフォンであるAndroidの修理依頼は多くいただいております。
AndroidはGalaxy、Xperia、AQUOSなどメジャーな機種だけでなく、
少し流通の少ない機種を含めかなり種類が多いですが、
当店ではほとんどの機種の修理が可能となっております。
メーカーでの修理サービスが終わってしまっている機種も対応できるのでお気軽にご相談ください。
他にも、iPad、AppleWatch、Macbook、NintendoSwitchなどの修理が可能であり、
モデルや修理内容によっては即日で修理ができることもあるので、
ぜひ精密機器の不具合はアイプラス奈良店にご相談ください。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。