奈良県奈良市柏木町 【iPhoneSE2】 水没してから画面が映らない
2025/06/03
奈良県奈良市柏木町 よりiPhoneのSE2の水没復旧修理をご依頼いただきました。
奈良市、生駒市、天理市、大和郡山市、木津川市周辺でiPhoneの修理店をお探しの方は、ぜひアイプラス奈良店にお問い合わせください。
現在のiPhoneやAndroidなどのスマートフォンは耐水性の構築はされているものの、
完全防水であるため場合によっては水没してしまうことも珍しくありません。
iPhoneの場合はネジとツメ(ひっかけ)によって画面と本体が極力を隙間をなくし固定されているのですが、
さらにその間に耐水テープという両面テープのようなものが貼られています。
この耐水テープがあることによって少しの雨や飲み物をこぼしてしまったりといった水分の侵入は
粘着性によって食い止められることが多いです。
ただ、先ほどもご説明したようにあくまで水を入りにくくするといった耐水機能であり、
端末に大雨がかかってしまったり、川や海、お風呂などに浸水させてしまうと
さすがに食い止められず水没状態になってしまうことが多いです。
端末が水没してしまうと各部品や基板が故障し目に見えてわかる故障状態になることが多いですが、
まれに水没してしまった心当たりがあるにも関わらず何の症状も見られないといったことがあります。
ただ、その場合は単に水没の影響が部品等にまで渡っていないだけであり、
日にちや時間が経つと故障が起こり始めてしまうことがほとんどなので、
症状の有無関係なく、水没させてしまった心当たりがある場合は速やかに修理店に点検を依頼しましょう。
今回は奈良県奈良市柏木町よりiPhoneSE2の水没復旧修理をご依頼いただきました。
川遊びをしている際に誤って端末を浸水させてしまい、
すぐに拾い上げたものの画面が全く映らない状態になってしまったとのことでした。
ただ、店頭で確認すると通知音や着信音、また振動音などはきちんとなる状態だったので、
内部は起動しており画面が全く映らなくなってしまっているブラックアウト状態と判断できました。
ブラックアウトは画面の液晶故障であり、水没によって起こりやすい症状の1つです。
軽度の水没であれば画面に白いモヤがかかってしまったり、カラフルな線が入ってしまうといった症状で済みますが、
重度の水没の場合は今回のブラックアウトのように操作が全くできない液晶故障が起きることもあります。
ブラックアウトは単に画面の故障であるため画面を交換することで直りますが、
水没の場合は画面交換の前に内部の水分の除去と完全乾燥を行う必要があります。
この作業を行わずに画面を交換してしまうと、一度は復旧するもののすぐに画面が故障してしまったり、
他の部品や基板が故障してしまう可能性が高くなるためです。
今回、水分除去と画面交換の2作業を合わせて1時間半ほどで修理が完了し、
正常に画面操作ができデータもしっかり残っている状態で端末をお返しさせていただきました。
↓その他修理も行っております。
奈良県、奈良市でApplewatchの修理店をお探しならアイプラス奈良店へ!
端末が水没してしまった場合はすぐに修理店に点検を依頼することが好ましくはあるのですが、
どうしても向かうまでに時間がかかってしまう場合は最低限の応急処置だけ行っておくのがいいです。
まず、応急処置を行う前に徹底していただきたいことは、「電源を入れない・充電ケーブルを差さない」ということです。
水没後に電源を入れてしまうと基板がショートしてしまったり、データが消えてしまう恐れがあります。
また、充電ケーブルの接続も充電口部品のショートの原因になるのでやめましょう。
水没後の応急処置をご説明します。
➀SIMカードやSDカードを外す
端末内部に入っているカードも水没によって故障してしまう可能性があるのですぐに抜き取っておきましょう。
もし、水分が付着してしまっている場合は拭き取り乾燥させておく必要があります。
②表面の水分を拭き取る
本体の表面に水分が付着してしまっているままだと、さらに内部に水分が侵入してしまう恐れがあるので、
しっかりと隅々まで水分を拭き取っておきましょう。
③乾燥させる
ジップロックに乾燥材などと一緒に入れて放置させておきます。
上記の応急処置をしていただき、都合が合えばすぐに修理を依頼するようにしましょう。